夏の助手席

灼けつくボンネット
シャワーに架かる虹
ニードの隙間まで
砂だらけ

ふたりの好きな歌
詰めてたカセットを
何度も繰り返し
聴いた夏

大人になるなんて
思わなかった
永遠の続く
季節を信じていた あの日

夏の助手席から
見上げた空の青さ
誰を泣かせたって
あなたを 失くしたくなかった

ふられるコトなんて
許せなかったから
好きな人がいると
嘘ついた

どうした笑ったの?
あの時、あなた…
冗談だよって
言えずに 海を見つめ泣いた

夏の助手席から
ひとりで 秋へ下りた
新しい誰かを
あなたは 胸にかくしてた

哀しみに抱かれて
青空 見上げる時
今だって 想いは
夏へと 駆けてゆくけれど

夏の助手席から
ひとりで 秋へ下りた
新しい誰かを
あなたは 胸にかくしてた
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