かぜのうた

強い哀しみさえ 今は越えられるよ
自分のために 生きてゆく

人を踏み台にし ここまで来ちゃったから
立ち止まることさえ 今の暮らしの中で
許さないでどうか

痛い 痛すぎるよ 鼓動の1つ1つ
消えないで まだ何もしてない 思い届けて
叫ぶ うたう 空を微笑む

嵐の丘 立ちつくしてると
なぜか 胸が高鳴り 未来が見えてた

声が聞きたくなるよ 君の
ボクは忘れないよ 抱き締めてくれたね

見えない 見えなくっても 君を感じられる
目を閉じれば 君は囁く 肩を滑る
かかげた掌 掠める 伝わる

風が奏でるメロディ 聴いてた
幼い日の涙 癒してくれたね

声が聞きたくなるよ 君の
隣にいてほしかった ほんとは

強い風の日を 忘れない
哀しみ溢れすぎた あの日も

今は君の声に気付かない
1人 胸抑えて歩いてゆくから
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