メランコリック

全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
ココロ奪われるなんてこと
あるはずないでしょ

張り切った朝の挨拶 きみを見つけたのに
言えなくなるどころか赤面
火を点けるみたいにしどろもどろに気をつける
きみと手を繋ぐ
まるで化学式の結合くらいかっちり出来たらいいのに
今日も夢に描いて空を切る

それは無愛想な笑顔だったり
それは日曜日の日暮れだったり
それはテスト∞(ばっか)の期間だったり
それはきみとゆう名のメランコリンニスト。

当たって砕ける覚悟し
手当たり次第にアプローチ
それでは意味がない
ジャブを打つだけだったら響かない
遠回りのルートで行こう
希望はやっぱりストレート
勇気がないから思い描くだけのロマンに憂鬱

全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
ココロ奪われるなんてこと
あるはずないでしょ

全然気づかないきみなんて
全然知らない ×知らないもん
「ねぇねぇ」じゃないわ この笑顔
また眠れないでしょ

hey dreamin'
寝てても出てくる君に love?
そんなのないって恋愛感覚なく
ココロに青いユリ段々咲く
例えばテスト∞(ばっか)
で互いに罵る赤点「馬鹿!」
一緒に勉強出来たらとか、
空しいから八つ当たり はぁ

step ふわり step
下校の合図のチャイムがチャンス
だって 二人の空間 帰宅の瞬間
長い道も刹那で分かれ道
「ばいばい」やめてってスマイリー
また寝る前に
思い出し締め付ける君の映像
触れられないのはもう嫌なの

今日も無口で無愛想になってしまった分愛そうと
頑張ってみるけど不安そう まるで曇天の中のフライト
口に出すなんて忸怩 これではきっと明日もしくじる
寝る前の予行練習 徒労で終了する事年中

あの夢にきみが出てきたときから
素直じゃないの だって

全然つかめないきみのこと
全然しらないうちに
こころ奪おうとしてたのは
わたしのほうだもん ×××

そういう時期なの
おぼれたいのいとしの
メランコリー
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