悲しみだけを残して

聞きなれた あのメロディーが
今は 遠い想い出
それは 二人の別れ
さりげない 後姿が
冷たく 悩ませながら
町の光に消えた
悲しみだけを 残して
貴方は僕を 一人(ひとり)にする

打ち寄せる 波の響きが
今も 眠りの中に
それは 夏の終り
貴方の 面影そっと
うかべて 僕はひとりで
遠く旅に出よう

悲しみだけを 残して
貴方は僕を 一人(ひとり)にする
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