おつかれ様

男のしがらみ 昭和の義理に
おつかれ様と おつかれ様と
云える女房になれました
この先筋書き 見えないけれど
まさかまさかの 坂道を もひとつ越えて
夫婦(めおと)劇場 開幕ですね

新婚時代は 恥ずかしかった
あなたと呼べず あなたと呼べず
それも今ではなつかしい
愛しているよと あなたのセリフ
一度ならずも 二度三度 たしかめながら
夫婦花道 あるいて欲しい

あなたとのみたい ぬくもり酒を
おつかれ様と おつかれ様と
飾る言葉はないけれど
あせらずゆっくり 素顔のままで
まだよまだまだ これからも 肩寄せながら
夫婦劇場 楽しみたいわ
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