キミとボクの願いのまま

雨上がりの空 見上げれば
どれだけ離れたか… 距離を知る
君のいない 街 色めいて
僕らは 約束に 近づいたかな

あの日と同じ風 待っているより
不器用な羽根で 風を起こすよ

まぶしすぎて 見えないけど
大切なものは きっと そこにある
たとえどんな 小さくても 今
確かな風が吹くよ その場所へ

「振り向くには まだ 早いでしょ?」
強気な君の声 聴こえるよ
過去も明日も まだ あやふやで
それでも 僕たちは 今日を生きてる

気まぐれな風に 背中 押されては
空の彼方まで ずっと駆けてく

キミとボクの 願いのまま
光の方角(ほう)へと 飛ぶよ 真っ直ぐに
あの日見てた 琥珀(こはく)の空のよう
やさしく染まってゆく この瞬間(とき)が

まぶしすぎて 見えないけど
大切なものは きっと そこにある
たとえどんな 小さくても 今
確かな風が吹くよ その場所へ
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