I LIKE YOU

愛のカタチが見えるのなら
こんなに涙はいらないでしょう
答えに苦しむ愛ならば
そこには涙はいらないでしょう

三日月に揺られて眠っていたら
時間の流れで目が覚めた
その時キミはもういなかった
新しい人生(みち)へ歩いてた

『ねぇ単純に聞きたかった
I LIKE YOU それで良かった』
キミが最後にそう言ったこと
ほつれた心のスソにからまって
三日月背中で彷徨ってる

虫メガネを近づけてみても
心の傷は見えなかった
双眼鏡を覗いても
遠い未来は見えなかった

満月の裏でひとり隠れてたら
次第に夜は明け始めてた
その時キミはもういなかった
長い影を残して歩いてた

『ねぇ単純に聞きたかった
I LIKE YOU それで良かった』
キミが最後にそう言った顔
ぼやけた瞼の裏にはりついて
その面影を抱きしめてやる

言葉が綱渡りでも キミまで届くように
フラフラとしている 場合じゃないぜ

I LIKE YOU それじゃ足りないな
I LOVE YOU 本気だった
『ねぇ単純に聞きたかった
I LIKE YOU それで良かった』
キミが最後にそう言ったこと
ほつれた心のスソにからまって
今夜も街を彷徨ってる
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