僕は学級委員に恋をした

真っ赤なリボンを揺らして 黒縁のメガネを光らせて
教壇に立ったあの子は真面目な真面目な学級委員
誰よりも早く登校して 制服の着方にうるさくて
男子相手にもひるまず 真面目な真面目な学級委員

だけど僕は知っている ほんとの君を知っている
下校途中河川敷で君がひとりで泣いてたのを

なんだろうこんな気持ち なんだろうこの痛みは
なんだろうこんな気持ち なんだろう離れないんだ

教科書を忘れたある日 隣の君に借りたんだ
少し近い距離のせいでなんにも頭に入ってこない
君はあくまでいつも通り 真っ赤なリボンを揺らした
ノートを覗き見ていたら 君は気づいて つんとした

昼休み 男子が君に罵声を浴びせていた
君は泣き出しそうな顔を両手で必死に隠してた

なんだろうこんな気持ち あの男子に腹がたつよ
なんだろうこんな気持ち なんだろう離れないんだ

なんだろうこんな気持ち なんだろうこの痛みは
君ともっと話がしたい 僕は学級委員に恋した
×