Dingo

望遠
鏡でもって往来観察
枯れ
かけている歩行者の
群れ
開け放ったドアから

かのため息 聞く

溶けそうな
夕陽食って満足そうな
顔をして
輪になって安堵してる
人 群れ
開け放ったドアから
また 誰
かのため息 聞く

蚊のなくような声じゃ
届かない
聞こえない わからない
届きはしない
繋がれたまんまの魂じゃ
目の前の明日も
囚われたまんまの魂じゃ

贅沢な神経で
どいつもこいつも
世界が暴走してる
脆弱な人格で
どいつもこいつも
混乱露呈している

末期の体 末期の
末期の体

末期の体 あらわに
末期の体

末期の体 末期の
末期の体

末期の音色響く

溶けそうな
夕陽食って満足そうな
顔をして
輪になって安堵してる
人の群れ
開け放ったドアから
また 誰
かのため息 聞く

蚊のなくような声じゃ
届かない
聞こえない わからない
届きはしない
繋がれたまんまの魂じゃ
目の前の明日も
囚われたまんまの魂じゃ

贅沢な神経で
どいつもこいつも
世界が暴走してる
脆弱な人格で
どいつもこいつも
混乱露呈している

末期の体 末期の
末期の体

末期の体 あらわに
末期の体

末期の体 末期の
末期の体

末期の音色響く
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