海にたくした願い

寂しい夜に 手紙を書いた
出すひとのない 私だけれど
もらいてのない 私の手紙
海に流そう さざ波の中
波にもまれて 消えてゆく手紙に
書いたのよ 初めての愛の言葉を
いつかはきっと 私の手紙
うけとるひとが あらわれるでしょう

寂しい思い つづった手紙
今頃どこを 漂うかしら
私と同じ 孤独な歌を
うたって波間 ゆれてるかしら
誰も読まずに 消えてゆく手紙に
しるしたの あこがれと愛の言葉を
いつかはきっと 私の手紙
うけとるひとが あらわれるでしょう
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