天国のアクシデント

それはラジオの合図だった
花が降り 空を飾る
森の深くにサイレンを聴く
子守唄のように

耳をそばだてて聴きたい声を焦がれても
今日は予想もつかないニュースがきみに訪れる

黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ 天国のアクシデント
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ 天国のアクシデント
もう二度とこんな日は
くるはずはないだろう
人々が口々にいった

花を手向けるよ 未開封の知らせへと
胸が痛むのは ぼくは今日も笑うから

免れた災いをきみが数に入れてくれたらいいのに
ぼくにとっては初めての叫んだほどの美しさ

黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ 天国のアクシデント
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ 天国のアクシデント
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