赤い糸

なにか言わなくちゃ
なにかやらなくちゃ
からっぽの頭でも
やっぱり伝えなくちゃ

だってさ一人では
だってさ生きてる
意味がない
淋しすぎる

骨が軋むくらい抱きしめて欲しい
あの海空雲二人のものだから
ねえ、いつまでも
ねえ、いつまでも
ねえ、いつまでも
赤い糸ほどけないように

わかってるわがままだって
わかってる身勝手だって
わかってるような気になって
わかってない
わかりたくないもん

だってさみじめな
だってさあの夜は
誰にも
知られたくない

恥ずかしいくらい好きとささやいて
今日だけはベイビー泣き濡れていたいの
枯れるまで

たぶん答えはないかもしれないね
ちょっと怖いけど
これでいいのだ

ステップバイステップで
気楽にいこうぜ
終わりのムードも
笑い飛ばしていこう
絶望がいつかこの目曇らせて
本当のことが見えなくなる
その日まで
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