小鳥と私

あぁ いつかいた街に バスが停まる
ワンデイ・トリップ 名も知らぬバードとミー

「…ねぇ。そのお花、
私にひとつ下さいませんこと?」
名も知らぬガールと落ち葉とバードとミー

(そこに突然)
紳士「Well…お嬢さん。
“愛とは”なにか、知りたくありませんか?」
紳士とガールと落ち葉とバードとミー

真っ白な壁のような空から
インクをたらしたような虹
そぼ降る雨と 湧き出すクエスチョン

どうして 僕の落ち葉なんか 欲しがったんだろう

あぁ 雨は いつのまにやんで もう
日差しで めまい 気がつけば 丘の上でひとり

あぁ そうか
小鳥「なるほど。恋はもう終わったのですね」
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