サンセット

陽が沈むまでこのまま きみの顔を見ていられるなら きっと
この目にやきつくだろう
二度とは来ないこの瞬間を過ごした君との景色

うれしいことがあると 誰より先に君へのメール
ひとりじゃ持てあます重荷も 聞いててくれるから空へ飛ぶ
嫌な顔ひとつせず わかるわかる、ってうなづいてる
君との時は癖になる 共にいるなら憂いなく

ああ このまま時間が過ぎないでくれたら
二人は変わらずにいられるのに
けど 速く厳しい時の流れにもまれても いいから一緒にいようよ

陽が沈むまでこのまま 隣で波のむこう
見つめていたいって思うよずっと
来年もその先の夏も 変わらない未来を二人なら迎えるはず

馬鹿みたいに思い出すのは君が初めて
遠慮がちに誘ってくれたこと
独り者同士 変わり者同士 もしよければお茶などしませんか?
ひとりじゃない安心なんかよりも 君をひとりじめしてる誇らしさ
もし出会えていなければ私の人生は今とはかけ離れていたでしょう

例えば休みにひとりで ここに来て海を眺めてみても
やがて時間をもてあまして そのへん写真撮って帰るかも
下手くそなサーファーも 砂まみれの子供たちも
君といるからきらきら輝いて見える

ああ このまま時間が過ぎないでくれたら
二人は変わらずにいられるのに
けど 速く厳しい時の流れにもまれてもいいから一緒にいようよ

陽が沈むまでこのまま きみの顔を見ていられるなら きっと
この目にやきつくだろう
二度とは来ないこの瞬間を過ごした君との景色

陽が沈むまでこのまま 隣で波のむこう
見つめていたいって思うよずっと
来年もその先の夏も 変わらない未来を二人なら迎えるはず
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