壱月の春

誰よりも早く春は訪れ
夢に生きる僕の為に
優しく笑ってくれたね
桜舞う
壱月の春
最後の言葉胸に刻む

春の花色褪せ俯いたまま
まだ僕は思い出という名の蜜を求めていた
懐かしい写真には
眠ってたちりばめた夢が
咲いた

きっといつか心から
笑おう
掴もう冷えきった空見上げ上を向いてあの場所まで
手を伸ばしてみよう

会えるはずさ心に決めたなら
進もうこれからどれだけ出来る

春の花咲く頃は夢を重ねて見よう

低い空灰色の街
雨が降り全て流していった

辛い時
悲しい時も
独りじゃなかった
傍には君がいた

きっといつか心から
笑おう
君の笑顔がこの先ずっと
消えぬように
守る様に
僕は強くなろう

会えるはずさ心に決めたなら
進もうこれからどれだけ出来る
信じれば
夢が咲く
壱月の春の日
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