私のあなた

忘れもしません 湘南鎌倉
あなたと歩いた 冬の海岸通り
震える手と手が 触れ合うときめき
初めてだったの あんな高まる気持ち
ねぇ どこに居るのよ せめて声を聴かせて あなた
あゝ もう一度逢いたい 私のあなた

私は今でも 一人でいるのよ
あなたと暮らした 白い小さな家に
あなたと育てた 窓辺の野いちご
今年も実をつけ 赤く色づきました
もう 帰らないのね
二度と戻らないのね あなた
あゝ もう一度逢いたい 私のあなた

ねぇ どこに居るのよ
せめて声を聴かせて あなた
あゝ もう一度逢いたい 私のあなた
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