恋のボンゴ

赤い 赤い夕陽(ゆうひ)の あちらから
夜は 夜は南の 島に来る

椰子(やし)の葉末 わたる風に
揺れて響くよ あのしらべ
ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ
寄り添いうたわん 熱き想(あも)いを
燃ゆる 燃ゆる炎の 消えぬ間に
呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌

君を 君を抱(いだ)けば ほのぼのと
甘き 甘き香りの 忍び寄る
渚(なぎさ)みつる 潮に乗りて
高く響くよ あのしらべ
ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ
ほほ寄せ語らん つきぬのぞみを
胸の 胸の花びら 散らぬ間に
呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌
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