私が神様だったら

あなたを見つめていると 悪戯したくなるの
はしゃぎ過ぎたそのあとで 頬寄せる 紅い放課後
毀れ堕ちた蝋はまるで 涙のスローモーション
コトバもなく 果てるあなた 嘲笑った

私は絶えず こころの呵責 試すため 鞭(≒無知)かざす...

夢幻(ゆめ)でもいい もし私が神様ならば
欲望に この翼を授け
世界 塗り変えよう
嗚呼 エゴで染めた 夜

綺麗なものを綺麗と 云えない性格さえ
時代の所為(せい)にできれば まだ笑っていられるかしら?
あなたの昨日を侵し 濡れ衣を着せたなら
その代わりに 未来へ跪くわ

飛べない鳥は 淫らな脚で 地の果てを逝けばいい

夢幻(ゆめ)でもいい もし私が神様ならば
世界中 私の色彩 染まれ
倫理 塗り変えても
いま 運命越える

夕焼けに染ってゆく 校舎の薫り
いとしくて なつかしくて 泣いた
きっと この記憶が
嗚呼 生きる証

夢幻(ゆめ)でもいい もし私が神様ならば
欲望に この翼を授け
世界 塗り変えよう
嗚呼 エゴの紅で
嗚呼 それがすべて
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