余白の余韻

初めてニューヨークで
モネの絵を見たとき
本当に驚いたんだ
余白がいっぱいにあって

かすれた色の先の
静かな余白をみて
おれがやりたいのは
こういう事なんだと

本当にじんとしたんだ
ひとりでじんとしたんだ
おれがやりたいのは
こういう事なんだと

歌は雨のように
歌は日差しのように
同じにふりそそぐ
いいやつにも わるいやつにも

歌はいつもここに
いつもここにあって
魔法みたいに 僕をあたためる
いいときにも わるいときにも
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