あの日の未来

あの日の未来に描いていた私は
笑ってた 愛してた 泣いてはいなかったよ…

覚えてる?アナタが私にくれたあの歌を
美しいメロディーの美しい愛のバラードだよ

「ちょっとだけ迷ってるだけ
不安で 不安で 仕方無い事だよ…」

大差の無い明日の 代価の無い未来を
また一つ増やしてく 毎日に思えて
アナタの未来に映ってる私は
笑ってる?愛してる?幸せそうなの?

ねぇ会いたいよ 消してしまわないでよ
あの日聴いたメロディーが想い出になって泣きそうだよ

「ちょっと待って 愛してるって
笑って 抱き寄せて 今迄みたいに」

対話の無い明日がある筈はないでしょう?
また一つ 一つずつ当たり前の様に
こんな筈じゃないの 愛してるのよ
本当よ お願い…終わりにしないでよ

アナタとの日々は幸福に満ちて
あの歌が唄う通り
今でも街ではあの歌が流れる
祈りに黄昏るばかりの私の

あの日の未来に描いてた二人は
疑う事無く永遠を生きてた
アナタの未来に描かれた私は
誰より幸福だったと思うわ

あの日の未来が…
対話の無い明日へと
続いてるなんて
夢にも思ってなかったよ
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