女友達へ

いつも二人して 待ち合わせた店で
ひとり飲んでると 夢のようだよ
白むく姿の君は どこかの他人に見えた
お嫁に行けよと あの日すすめたけどさ
俺もあてなく 遠く行きたいよ
旅ごころ

君等 乗せた汽車 今頃どのあたり
ちびと呼んだ日が なつかしいよね
仲間は今でもみんな 君との噂を信じ
気遣う顔していたが これでいいのさ
今夜誰かのもとで 酔いたいな
雨模様

旅の絵葉書は 俺はいらないから
すべて新しくはじめるんだよ
君から聞いてた人は 本当にいい人らしい
しあわせ心の中で 祈っているよ
俺も明日は どこか越そうかな
裏通り
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