歌一生

鳴かず飛ばずの 人生も
あっという間に 年が過ぎ
この頃 おふくろ夢にでる
いい詩(うた) いい節 泣ける唄
歌い続けて 悔いはない
捨てちゃいないさ 夢の花舞台

昔ながらの 家並みが
ビルの谷間に 変わるのに
大人に なれよと娘(こ)に言われ
いい詩(うた) いい節 泣ける唄
汗をかくのは 苦にならぬ
負けちゃいないさ 道がある限り

「もう、娘が嫁ぐ日がきました。
腹が立つやら、悲しいやら…幸せになれよ。」

都会暮らしに 慣れたけど
生まれながらの 我がままで
無邪気に 泣いてみせるやつ
いい詩(うた) いい節 泣ける唄
探し続けて 日本中
ぶれちゃいないさ 俺の生き方さ
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