砂のよう

悲しみには意味があるという
痛みには理由があるという
さんさんと降り積もる刹那は
まるで砂の山のよう

どうして どうして どうして
どうして どうして どうして

真実には意味があるという
現実には理由があるという
振り落とされ流れてく意識は
まるで砂の嵐のよう

どうして どうして どうして
どうして どうして どうして

空は閉じてゆく あがけばあがくほど
僕は落ちてゆく もがけばもがくほど

このまま抜け出せないままで
そのまま埋もれてゆくの?

小さな砂のような真実と
大きな暗闇の現実と

時の流れに抗えなくても
僕には逆らう意思がある

何度も 何度も 何度も
向こうへ 向こうへ 向こうへ

虚しく消えてく あがけばあがくほど
空しく消えてく もがけばもがくほど
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