新月

ゆっくりと 話も できないまま 過ぎてゆく
心の中で 小さな事も 毎日 語っているのよ

時に夜空 見上げて 星も にじむけれど
朝の来ない日は 決してない 新月の夜 思った

淋しくないのと聞かれたら やさしい笑顔で
「はい」 答えたい

本当は 私が 聞いてみたい 事もある
遠くを見てる その横顔に 思いが あふれて溶けるの

だけど無理は しないで 私 空気でいるわ
きっと優しさが 隠れてる 新月の影のように

悲しくないのと聞かれたら やすらぐ笑顔で
「はい」 答えたい

時に広い夜空に 光 探すけれど
朝の来ない日は 決してない 愛で 満ちてゆく月

幸せですかと聞かれたら あふれる笑顔で
「はい」 答えたい
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