幻想林

夢現(ユメウツツ)と 転(マロ)び合いて
在(マ)す LapoZa ry Elleny(森に抱かれた神殿)

深森(ミモリ)の 随(マニマ)に 揺らぐは
愛(ウ)き mEdefa-morIa Tysella(彷徨える古の記憶)

張(ハ)る 満月(ミヅキ)は 斯(カ)く清(サヤ)かに
紡ぎ 詠い 捧ぐ

燃ゆる 神花(カンバナ)の 雌蕊(シズイ)は
目も綾に 夜半を燈す

翅に 絡(カラ)ぐ 幸(サキ)の 記憶
災(サイ)の
生(セイ)の
名こそ残らじ 憂き ひとひらを

舞ひて 語り 伝う 宿世(スクセ)
科(トガ)の
誉(ホマレ)の
徒(アダ)の 名残を 讃えん

真砂(マサゴ)の澪 埋(ウ)む 陵(ミササギ)
祈(ネ)ぐ 百歳千歳(モモトセチトセ)

八百路瑞(ヤオロズイ)の水施(ミナセ) 出(イツ)く
眼(マナ)見えぬ 刻載せ野へ

翅に 絡(カラ)ぐ 種々(シュジュ)の 手向け
吉言(ヨゴト)
託言(カゴト)
喜懼(キク)の宴は 夜もすがら

難(カタ)き 荒地(アラジ) 徴(シル)す 朝へ
根付く
芽吹く
煌(コウと 瞬く 藍 蛍虫(ホタルムシ)
繚乱に 綺羅々(キララ)に
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