透明なひとときを

夜の静けさがある 薄紫の光がある
酔っていよう
あなたの心の奥の芯に
僕の言葉がぶつかって
こつんと小さな音をたてる
そのかすかな響きが 部屋の中を遊んでいる

夜のほほえみがある グラスを満す酒がある
酔っていよう
このやさしい ひとときを
ただ狂おしく酔いしれて
逃れられぬ時の重荷なら
つかの間でも忘れて
共に今は 酔っていよう
共に今は 酔っていよう
×