雪の花

凍える今 指にふぅっと息をかけて
ひとりでまた この場所に佇んでる

ふたりでいた時間なら まだ少ないけど
失くしたモノなんかは 何もないけど

過ごした長さじゃない 溢れる想い
あなたの涙だけが残っている
約束した その言葉を信じてるから
雪の花が咲くのを ずっと待ってる

肩にそっと落ちる白い冷たい雨
いつも歩くこの路に戻っている

ひとりの時間のほうが長くなったけど
想い出は色槌せる事などないけど

少し痛む胸 あなたの居ないこの場所
両腕で抱いて 感じてみる
あなたがくれた約束を守ってるから
雪の花が咲いたら 逢える気がして

本当は少し 諦めてたの
もう二度と逢えないって…

肩に優しく触れた 忘れようのない温もり
約束の言葉が 繰り返すの
一面に咲いた 雪の花に見守られて
暖かくて懐かしい あなたに逢える
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