Last One

「僕らが欲しいのは救いであって
決して予定調和ではなかったんだ」
「もう誰も本当の話をしない」
「耳が痛いくせに
何を言ってるの?」

純粋なだけのたわごとは
ずっと深くこの胸にある
許して
これが最後の僕

どうしよう
甘い果実を食ってしまった
そうして僕は二本足で立った
さぁどうだ
君は何が出来る
「悔しくない」
そう
みんなそう言うの

妄想だらけのままごとで
腹いっぱいにはならないだろう
狂って
これが最後の僕

どこまでも
もうどこまでも
人間らしくない言葉も尽くして
これが最後の自分だった
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