百八つ

薪をつめば夜鷹が目を付け
あくびをすれば夜中に目が醒め

一息ついた
木陰にしゃがみ
煙草をのんで
おならで出した

秋の入り日はウツクしけれども
飽きた頃にはもう毛布布団冬

炬燵の中で
蜜柑の皮が
乾いて縮む
今年も終る

明け まして おめでとう
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