SATANIC

泣き出しそうな顔で 差し出すその手を
今日も握り締めていた
天使みたいに眠る 君を見つめてた
何も感じられずに

弱くて幼かった僕らは強く結ばれた
そして今、この部屋に僕の居場所などない

君にサヨナラを 告げるその時は
責めればいい 悪になる覚悟だって
虚像で固めた現在(いま)を生きるより
立ち向かえることさ

何も知らぬ顔で 気づいてたくせに
笑顔を貫いていた
歩み寄る足音に近づいてたのは
本当は自分だった

悲しみを分け合って抱きしめ合えば救われた
心の中では優越に満たされながら

僕にサヨナラを 告げるこの胸に
強さとは 悪になる時もある
虚像で彩る未来は望まず
立ち向かえることさ

痛くて凍えそうな夜に君だけ差し伸べた
あの日見せてくれた勇気を覚えてますか?

君にサヨナラを 告げるその時は
責めればいい 悪になる最後まで
虚像で固めた思い出の中で
立ち向かえることさ
×