People In The Box編曲の歌詞一覧リスト  32曲中 1-32曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
初日の出People In The BoxPeople In The Box橋本絵莉子橋本絵莉子People In The Box朝日か夕日かもわからないやつが 綺麗だなんて言ってないで 太陽が落ちているんじゃないよ 我らが進んでいるのだ  朝日か夕日かもわからないやつが さびしいなんて言ってないで 気分が落ちているんじゃないよ 進んでいくしかないのだ  不思議だ 捨てたり拾ったり 始めては終わらせてく 初日の出  無意識に血を巡らせては 意識して気を巡らせている  朝日か夕日かもわからないやつが 今年も昇る 今年も昇る
エンジェルダストPeople In The BoxPeople In The Box有村竜太朗長谷川正People In The Boxそして広場には 独り 僕が居て ブリキで出来た固い馬車に 乗り遅れたら 風はいつもより 気持ちよく刺さり 痛みは僕の骨に 冷たさを残しては 消える  植え付けた種は いつか芽を出して 指の痙攣は それまでは止まらない みんなが嫌う 僕の最低な顔で 素敵な昼下がり 白黒の中 歩こう  いつまでも淡い闇に手をのばす 少し冷たい  光の粒で無邪気になる子供達は 僕を笑う 消毒された醜い僕を地下室まで  連れてゆくよ 連れてゆくよ 音もなく
空は機械仕掛けPeople In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box大きな音が聴こえた 灼けるように暑い日で 湯気のように漂う人たち 口笛 吹き荒れている 空は機械じかけ  事のはじまりを告げる 遠くでいななく銃声 半導体は死んでいるけれど テレビは生きているのさ のぞき込んでごらん  優しい軍隊が制圧していく ぼくのからだを 決して悪い気分はしない 逆らう理由を奪うあの言葉 うるさい人々 孤独を脅かす  唱えて 好きな言葉を 唱えて 好きな言葉を 唱えて 好きな言葉を 空は機械じかけ  さしだされた手を振りほどくたびに こころの奥でごめんねと小さくつぶやく そんな瞬間もやがて 薄れていくだろう それを果たして強さといえるかな  「絶対そうだ」っていってくれたら 今すぐにでもぼくは駆けだすよ きみを根拠に生きていくから ぼくは強くなれるかな  何が起こったって平気? ぼくは強くなれたかな 何が起こったって平気? ぼくは強くなれたかな
セラミック・ユースPeople In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Boxあくびをひとつ 遠くの煙突へと 青く開いた 朝の空へと やかんを火にかけながら 昨日は何をしていたっけ ラジオの音が途切れ よこ切る大きな機体が 横顔に影を落とした  パイロット、標的へと高度を下げろ  きみがうまれて最初にしたこと それから毎日続けたこと  佇む小屋の 乾いたそのなかは 幽閉された 雨の国だよ 青い窓を隔てて ずぶ濡れで踊った レコードの針をあげて 傷ついた陶器の手から 音楽が流れる  きみがうまれて最初にしたこと それから毎日続けたこと きみがうまれて最初にしたこと 受話器を置いて最後にしたこと  パイロット、標的へと高度を下げろ
机上の空軍People In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box砂と人の行く果ては 風に訊くしかない 1000年前の声を聴くが 話す言葉がわからない  ほんとうのこと教えてと 口癖かのように 望むというのならここへ 入っておいで できるだけ密かにそして大胆に  例えていうならば 宇宙より広いプラネタリウム 例えていうならば 意味より分厚いディクショナリー  もめごとはテントの外で  ジョークを履き違えて 街路が曲がっていく 笑いが止まらない 笑いが止まらない すでにほとんどは起こってしまったというので  例えていうならば 宇宙より広いプラネタリウム 例えていうならば 意味より分厚いディクショナリー 机上の空軍あらわる  サーカス団はじっと固まっている もめごとはテントの外で  砂と人の行く果ては あと10秒しかない
映画綺譚People In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Boxホテルのロビーで瞬くシャンデリア 鍵を受けとって 屋上にドアを放つ  1000機のカメラが浮かび ぼくらを視ている 赤い目の御加護が 今夜 ありますように  映画を撮るのさ 美しく燃える町の姿 映画になるのさ 勇敢な僕らの行いが  夜を見晴らせ レンズをのぞいて 近くのトラジディも離れればコメディー  導かれたぼくら合図を待っている 至高の芸術 プロペラの風が吹く  映画を撮るのさ 美しく燃える街の姿 映画になるのさ 勇敢な僕らの行いが  決して怖れることはない 墜ちゆくミカエルもミサイルも 火の粉がかかるはずなんてない だってそれは VTR VTR  監督は誰だ 現場には姿は見あたらない 賛美歌のような眼差しを 背中に浴びながら  決して怖れることはない 墜ちゆくミカエルもミサイルも 火の粉がかかるはずなんてない だってそれは VTR VTR
野蛮へPeople In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box親愛なる知的な人々 野蛮へと逆行していく  眠れ 今夜までは よい夢をね、四足歩行の 眠れ 今夜までは 静かに門が開くまで  勇敢なる我が戦士たちよ 戦いに備えて眠りたまえ  高い壁の向こうの街 きみが初めて向かう街 高い壁の向こうの街 映画のなかにでてきた街  眠れ 今夜までは よい夢をね、四足歩行の 眠れ 今夜までは 静かに門が開くまで
逆光People In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box馬車が駆け抜ける 世界の真ん中へ バックファイア噴かして 雲の柱の隙間 くぐり抜ける 細胞の速さで  獣の瞳で 照射せよ  20世紀 きみの愛した 20世紀 葬られた 残された欲望は人の、ではない  馬車が駆け抜ける 世界の真ん中へ バックファイア噴かして 空白の万博へ 集結していくさ 腹は満たして  獣の瞳で 放射せよ  21st あたまのなかの 21st 目映い世界で きみがいる戦場は誰も死なない  きみは知らない  鈍感で神経質な 女王閣下に敬礼を あの日ニーチェは馬のそば 見開いた穴になにをみたのか 光の中になにがあるのか  20世紀 きみの愛した 20世紀 葬られた 残された欲望は人の、ではない  あたまのなかの 21st 目映い世界で きみがいる戦場は 眩しすぎて なにもみえない
季節の子供People In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box顔を上げて見渡せば 季節が変わる匂いがした 金色の塵が頬をかすめる 思い出すのはなに  まんまるい目をした 跳ねる影ひとつ ふきのとう芽が出たのを見つけて 声を上げた  あれからいくつの夢をなくした ここは安全だよ 帰っておいで  ひとはもう変われないというなら ぼくはまだここにいるよ 春がきて 花が降れば みるまに 季節の子供は溢れだした  冬を経た木々が空へ突き刺さっている 街中歩きまわれば誰かひとりにでもあえるかな  もう悲鳴のような 遠くの大きな機械の音は聴こえない  オレンジとレモンとリンゴの木 風が吹いてベルが鳴る 足を一斉に踏み鳴らす お祭りの日  ひとはもう変われないというなら ぼくはまだここにいるよ 春がきて 花が降れば みるまに 季節の子供が溢れだして きみを笑う
聖者たちPeople In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box街は眠れど 建物はずっと建設中さ 都市計画遂行中 噛み合う蛇 モーフィングした環状線 エンドルフィン煽って いけよゴーゴーゴー 夜の空に上昇する魂 行進と信仰は常軌を逸したクイズのようだ  クイズのようだ  まだ空っぽな明日は 限りなく黒に近いグレイ なにかにもなれずに 限りなく黒に近いグレイ  中東でもインドでもアフリカでも 放送する象徴は当然に超高層 今日という日は満ちゆく水位 空っぽな明日に尻尾をまいて 優しさを競う 巨大な空気清浄機 この手のゲームには親の同伴が必要だ 勝算もなく賭けに出たクイズのようだ  クイズのようだ  まだ空っぽな明日は 限りなく黒に近いグレイ なにかにもなれずに 限りなく黒に近いグレイ  ああ 今夜 きみが欲しいのさ 聖者たち ああ 終わり告げて欲しいのさ 聖者たち ああ 今夜 きみが欲しいのさ  クイズのようだ  まだ空っぽな明日は 限りなく黒に近いグレイ なにかにもなれずに 限りなく黒に近いグレイ  ああ 今夜 きみが欲しいのさ 聖者たち ああ 終わり告げて欲しいのさ 聖者たち  聖者たち
あなたのなかの忘れた海People In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Box海へいこうよ 今夜 電球の柔らかく照らす 明日じゃもう手後れになる あなたはもう手後れになるから  海へいこうよ 今夜 壁のすぐ向こうさ 温かい毛布もとっくに あなたを温めてはくれない  いつか人は消えるのに あなたはどうやって知るの 不安以外の気持ちを  すべてはつくりものさ、 それでなにがいけないのさ! さあ肩の力抜いて 海へいこうよ って 毎日同じことを唱えて いつかは 海へいこうよ そこで悪夢は終わるよ  風が荒れ狂っている 心臓は鳴るよ 轟々と 胸の痛みは古い友達 これからもどうぞよろしくね  いつか人は消えるのに あなたはどうやって知るの 不安以外の気持ちを  すべてはつくりものさ、 それでもいきていくのさ! さあ肩の力抜いて 海へいこうよ って 毎日同じことを唱えて いつかは 海へいこうよ そこで悪夢は終わるよ  ほんとうのきもちなんて だれも知らないはずさ すべてはつくりものさ なにがいけないのさ!  さあ肩の力抜いて 海へいこうよ って 毎日同じことを唱えて いつかは 海へいこうよ そこで悪夢は終わるよ
天国のアクシデントPeople In The BoxPeople In The BoxHirofumi HatanoPeople In The BoxPeople In The Boxそれはラジオの合図だった 花が降り 空を飾る 森の深くにサイレンを聴く 子守唄のように  耳をそばだてて聴きたい声を焦がれても 今日は予想もつかないニュースがきみに訪れる  黒く深く速いそいつは ぶっとばすのさ 天国のアクシデント 黒く深く速いそいつは ぶっとばすのさ 天国のアクシデント もう二度とこんな日は くるはずはないだろう 人々が口々にいった  花を手向けるよ 未開封の知らせへと 胸が痛むのは ぼくは今日も笑うから  免れた災いをきみが数に入れてくれたらいいのに ぼくにとっては初めての叫んだほどの美しさ  黒く深く速いそいつは ぶっとばすのさ 天国のアクシデント 黒く深く速いそいつは ぶっとばすのさ 天国のアクシデント
時計回りの人々People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxある日 きみは動くのをやめた 発明家のほんの思いつきのように 地球は走る しっぽに見とれて 24時間 気にも留めはしないよ 電話がやかましく騒ぎだす 郵便受けが吐き出す手紙  ひとがいうには 「すぐに治るよ きみのこころは 仲間の待つ仕事に戻れよ 今日のところは」  もしかしたら そうかもね みんないうなら そうかもね  街は実物大の模型で ふえるエキストラ 泣いて怒って笑う 台本どおり 忙しい  医者がいうには 「すぐに治るよ きみのこころは 少し休みなさい」  科学者がきめるピースサイン そこでひとは産まれた 照明焚いて カメラまわせ 用意、スタート!  もしかしたら そうかもね みんないうなら  政治家も警察も 調子悪いな 言葉つまらせ 専門家曰く、 「こんな天気はみたことがない」 なにか不思議だ きみは壊れていないのに でも 医者がいうには 「すぐに治るよ きみのこころは」  もしかしたら そうかもね みんないうなら そうかもね もしかしたら
球体People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box球体に守られて だれもが痣だらけ 球体に守られて だれもが痣だらけ 球体に守られて 今日も 昨日も 明日も  球体に守られて だれもが痣だらけ 誰も気付かない 声をかえせ 泥棒は笑っている  晴れた日 視界から消えたものは 密かに膨らんでいく 僕らはだれも殺せはしない 透明な膜のなか  青ざめた労働者 群れを成しさまよう 砂ぼこり 舞い上がり 顔はほとんど見えない 球体に守られて だれもが痣だらけ 球体に守られて だれもが痣だらけ  球体に守られて だれもが痣だらけ 誰も気付かない 声をかえせ 泥棒は笑っている  空がおちてきたところで 指くわえ みているだけさ 噂と架空の痛みさえ 城壁は越えない  声をかえせ 泥棒は笑っている  晴れた日 視界から消えたものは 密かに膨らんでいく 僕らはだれも殺せはしない 透明な膜のなか  空をかえせ 泥棒は笑っている
物質的胎児People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxまぶたおろして むをたべてみよう こころをなくして なくのはしないで 影をきりおとせ やわらかいメスで ふかさのない穴へと  ほつれだした いとをたぐる くちのなかを舌がころがる  あじわって あじわって たくらみをとかすように 蓮のはな ひらいた  きかい からまる 聖なるあくびで ようふくとおどる からだはいらない 秘密の遺伝子 あんぜんなみどりむし 無重力 そのかんまんなアクロバット  もつれだした いとをさぐる たちのぼるよ 色もかたちも  まじわって まじわって たいくつをしのぐように いるか すべりこんだ  動物たちだまりこんだ みずの底で いしがけずれる 冷蔵庫のなかでひかる なにもみてはいない まなざし  まじわって まじわって たいくつをしのぐように いるか すべりこんだ あじわって あじわって たくらみをとかすように 蓮のはなひらいた  いつわって いつわって のどのおく はびこる根を なみだがしたたった うたがって うたがって あしもとのひえたかわを なにかがしたたった
ダンス、ダンス、ダンスPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxぼくは大勢のなか ただのひとり 機械が上陸した青い海で 同じ広告が何度も流れる 網膜に強く焼き付いたLED はねつけられたら きみのプライド著しく傷つけられた  愛がすべてというなら 汚れひとつ許せないね 土足厳禁の庭で息をとめるのかい?  哲学者の友達はきびしかった 遂にぼくを許してくれなかったけど 嘘だけは絶対つかなかった “ついていい嘘なんてあるわけがない” 死んでしまってからも ぼくはそれを誇りにおもうよ  どんな美しいひとも じぶんの嘘に気づいていない 超然としていたって あたまはからっぽさ  風が止んだら 人が倒れる 観客のいないドミノ遊び 悲鳴が止んだら 鳥が笑った 息吹きかえす いくつもの産声 森を突き抜けて立つ狼煙のようだ 割れる喝采のなか さあ はなしをしよう  想像上の神の庭で だれもうまく踊れないよ 超然としていたって あたまはからっぽさ  ダンス!ダンス!ダンス! きみの孤独が 世界を救うかもしれない 荒れはてた庭で ひとり なかよく踊りましょう
割礼People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxきみはたとえば夜行列車で産みおとされた 赤ん坊 その寿命は北半球を行き来する 振り子 永久機関に焦がれた腕が 踊る たえず軋むレールに 拍子あわせ  ほら 物質の洗礼さ 夜空 輝くコイン あの東京にも原始時代はあった  ためらうにきび面の少年も 駆けだすそばかすだらけの少女も IDをカラーチャートに照らし合わせ 近似値で恐怖の汗を ぬぐい落とした  ほら 物質の洗礼さ 夜空 輝くコイン あの東京にも原始時代はあった  ほら 物質の洗礼さ 夜空 輝くコイン あの東京にも原始時代はあった
みんな春を売ったPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxゆうべ からだを売ってみたんだ こころを切り離すために  フラスコのなかで一生を 過ごせたらいいな アルコールランプの照らす 混じり気なしの血液で  それで自由になれたかな 天秤にかけてわかるかな 絶対にからだから逃げられないと 知ったきみは おかしくなってしまった おかしくなってしまった おかしくなってしまった さよならさ  いつかきみも おとなになるよ 聞きわけのない おとなになるよ  未来はまるで泥のように横たわる まみれて泣いてるきみを横目に 人々は行く  それで自由になれたかな 天秤にかけてわかるかな 最後にこころからにげてしまって さよならした まともなひとたちはみな まともなひとたちはみな まともなひとたちはみな 戦争へ行ってしまった 戦争へ行ってしまった 戦争へ行ってしまった さよならさ  いつか君も おとなになるよ 聞きわけのない おとなになるよ
市場People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box物語が続いていくって 感動的にみんな信じている もうすでに一部の人たち 笑いの発作止められないよ ラリって またブットんで 痛みを忘れた ぼくのことだ  七色の雨が降っている 塩の街 浮かれ騒ぐのさ 一斉に誤作動おこした火災報知器 スペクタクル 貪婪で やわらかい爆撃を背にし 扉をおりていけ 地下深くへ  すすめ 純粋無垢な憎悪のかたまり  武装解除して押し黙ったきみは危ない 暗闇は見えるよりはるかに広大なスペース 沸き立つ欲望も言葉も押し殺していけ  物語が続いていくって 黒幕の契約の上で 七色の雨が降っている 塩の街溶けはじめるのさ 扉降りていけ 地下深くへ  すすめ 純粋無垢な憎悪のかたまり 武装解除して押し黙ったきみは危ない 暗闇は見えるよりはるかに広大なスペース 物体にまつわる情報量を越えていく 光はきみの想像に制限をかける 沸き立つ欲望も言葉も押し殺して 暗闇は世界よりはるかに広大なスペクタクル  むせかえるほど濃密な空気があるよ  遠くで水の音がしている 耳をすませ 耳をすませ  清潔な流し台を血液が走る
さようなら、こんにちはPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box雨の街に傘を降らす それを奇跡と呼んだよ まわる まわる 地球儀に そびえ立つ銀行に宿るもの  橋が燃えているよ 燃えて焼け落ちるよ モルヒネの川のなか ぼくら夢をみてる  傘を忘れて踊ろう 降り注ぐ それは雨じゃなかったんだ  橋が燃えているよ 燃えて焼け落ちるよ あなたの絶望で空が晴れ渡るよ  わたしの聖域にはいっておいで 土を踏みしめて なみだを垂らして 意味もなくきみが笑う (さよなら、物質) 意味もなくぼくも笑う (さよなら、物質)  いくつも国を抜けて 列車は走る最中へ 深い深い中心へと 花と宇宙が散るなかを めざめだ  わたしの聖域にはいっておいで 土を踏みしめて なみだを垂らして 意味もなくきみが笑う (さよなら、物質) 意味もなくぼくも笑う (さよなら、物質)  窓を開け放って 風を誘い込んだ 屋根を吹き飛ばして すべて撒き上がるよ 窓を開け放って 光 暴れだした まぶた開け放って その眼でなにもみるな  ただいま、ひさしぶりだね 原風景
八月People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box透きとおる朝 からだ宙を舞う 晴れやかな体勢で 流れ出す太陽を青空がのぞきこむ  海岸線 這いつくばるきみを 上からみんなが笑っていた 痛みさえ感じるひまもなかっただろうね  はじめからきみは そのつもりで  そうさ きみの世界で選べるのは ただひとつだけのボタンさ  機械のように「その階には止まりません」と ぼくは何度もくりかえすけど きみには冗談にしかきこえない  誰かが死にかけているとき きみは生きる喜びにある 人の渦に削られたあげくに なくなってしまいたい 朝 走る車をぎりぎりでひらりとかわす 突然 誰かにあって話をしてみたくなった 傷ついても  そとは冷たいけれど なかは暖かい  ちょうど からだみたいだ きみの夢は 毎夜 歳をとっていくのさ きみを残して  踊りだしたら視界が揺れる 織り成す世界は壮大なジョーク ぼくには冗談にしかきこえない  愛も正しさも一切君には関係ない  きみは息をしている
生物学People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxさあ 目を開けて僕を見て 今日から君は僕のもの  行こう 氷河期は始まったばかりだ 海の底を這いまわるニーチェ  飢えて剥きだしの心臓は 野蛮でとにかく気高いのさ  そう 汚らわしいものは粛清さ 匙を投げて憤るフロイト  輝く目が僕を見返した
天使の胃袋People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxドーベルマン ドーベルマン 廊下抜け 床を蹴って 手の鳴るほうへ駆けるニュース 今夜 誰が踊らされるのさ  ボイラー室 ボイラー室 追手は遂には追い抜いて 走る暗闇を伸びるレール 君が服を脱ぐ 輝く眼で  何も欲しくないけど物足りない ってさ、君は僕みたいだね  ファンファーレ ファンファーレ 胃袋はもういっぱい 粘膜の夢に溶けていたい だけど空席の王座へ飛ぶシュプレヒコール 僕らの欲望が吹き飛ばすパレード  何も欲しくないけど物足りない ってさ、君は僕みたいだね 電池が切れてしまった僕ら だから次の世界で息をするよ  息をするよ  ふたりはいつでも泣かない子供  君は僕みたいだね 大丈夫 ってさ 傷をつけてあげるよ  君の傷口は動く 動く 体をねじって逃げる 逃げる ふたりで震えて 笑う 笑う もうすぐトンネルを抜けるよ  光り溢れ
冷血と作法People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box埋め立て地を亀裂が走る 都市が歪む 放射能 黄砂 メーデー 放射網 黄砂 メーデー 改札は喘息を患っている 咳き込んでいる xとyとxとyとx xとyとxとyとx  君のことを耳にしたよ 元気でやってるみたいだね だけど みんなの知っている君じゃなかった  頭の外れた馬が叫ぶ 蹄 打ち下ろし 広場に集る警察 広場に集る警察  君のことを耳にしたよ 元気でやってるみたいだね だけど みんなの知っている君じゃなかった 記憶はコピー機のなかに まるで砂埃みたいだよ もう ここには既に 体はない 翼だけが空を飛ぶ 亀裂が走る 亀裂が走る  放射能 黄砂 メーデー  君のことを耳にしたよ 元気でやってるみたいだね だけど みんなの知っている君じゃなかった 記憶はコピー機のなかに まるで砂埃みたいだよ もう ここには既に 体はない 翼だけが空を飛ぶ  血迷って 血迷って 遂には生まれ変われたのかな 今の君はきれいだった
月曜日 / 無菌室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box太陽のなかで愛されたら 君はもう生きれないかもしれない 木漏れ日模様に脈打った身体  青ざめた朝の路地裏で ワインを1滴垂らして 腐った香りで 地球を浸す  指を重ねて 地図をなぞって 僕ら世界をゆすった 飛行機は落ちて いまいましい神様は逃げ出したよ  誰かが口を滑らせて 僕らをおとしめたかもしれない それがどうしたっていうんだ! ちぎれたボタン  指を重ねて 地図をなぞって 僕ら世界をゆすった 船は水を吸って 取り乱す乗客を吐き出したよ  太陽がのしかかる やわらかに 君は進んで受け入れたよ その眼は僕の背後を見てた  ―――ようこそ ここは舞台で女優が消えた場面さ  フィルムは回った 逆さに  指を重ねて 地図をなぞって だけどそこには何もなくて 僕も行きたいよ 僕も行きたいよ 次の世界へ そこへ  君の好きな唄をうたう 唄をうたっている ずぶずぶずぶ 蝕んで 蝕んでいく 君の好きな唄をうたう 唄をうたっている ずぶずぶずぶ 蝕んで 蝕んでいく
火曜日 / 空室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxはねかえるよ光 誰もいないキッチン 影を落とすクジラ テーブルの上に プロペラ 8月 食べかけのケーキ 乾いて割れたプール ある朝消えた 彼女は消えた  天気予報はずれ 記録を更新中 絶滅した記憶 反古されたアドバルーン 切りかけのカード 喪失のアート 121グラム ある朝消えた 彼女は消えた
水曜日 / 密室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box少年少女 迷いの庭で天国夢みる このクラブのリーダーは神ではないのさ  走れ 速く メリーゴーラウンド どこかへ連れて行くよ 遊ぼう 遊ぼう 目が回って叫ぶ!  おもちゃの兵隊の影 みるみる僕らを追い越していく 誰も気付いていない 破れたリュックサックに蛇 大丈夫、もう からだの声に毒されているから  走れ 速く メリーゴーラウンド どこかへ連れて行くよ 遊ぼう 遊ぼう 今日が終わらぬように  密室の蝶みたいだよ 君の祈りは 立ちのぼり 急降下して 燃えて消えるのさ 密室の蝶みたいだよ 君の祈りは 青い空が先に目を逸らしたってさ  僕らは楽し過ぎたから 動けなくなった 僕らは楽し過ぎたから 戻れなくなった  走れ 速く メリーゴーラウンド どこかへ連れて行くよ 指で、口で、満たしたいよ 呼吸を!  密室の蝶みたいだよ 君の祈りは 立ちのぼり 急降下して 燃えて消えるのさ 密室の蝶みたいだよ 君の祈りは 立ちのぼり 急降下して 燃えて消えるのさ  溢れ出した 赤いミルク 白い血  いつか結婚しようね  僕らは楽し過ぎたから 動けなくなった 僕らは楽し過ぎたから 戻れなくなった 僕らは楽し過ぎたから 動けなくなった 僕らは楽し過ぎたから 戻れなくなった
木曜日 / 寝室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box寝苦しくて目覚めたら豚が僕に馬乗り まったく神様のしつけがなってないな 夜のテント飛び出すとまっぷたつのミラーボール 中身 僕は知っていた  これ誰かの夢だ!  日付のないカレンダー うごめく前頭葉 波打ち際 上陸する歌手 メガホン越しにオペラを歌いだした  堅く目を瞑ったら開かずのプラネタリウム 星を喰って 豚に喰われ 一日が終わる  これ誰かの夢だ!
金曜日 / 集中治療室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxさあさあ、集まれ 亡くしたもののぜんぶ ここへ 足のもつれた役者の為に 幕が上がる  Aは花を散らして Bは踊る CとDはどうやって夢を見る? オピウム?  君が呟く 舞台の隅で 脚本にはないセリフ 『死にたくなってしまったら そっと告げていいよ 少しだけなら葬ってあげる』  Aが服を脱いだら Bは舌を噛む CとD 白衣着て 患者を待っている  運び込まれたモナリザはベッドで泡を吹いている  Aは花を散らして Bは踊る CとDはどうやって夢を見る? オピウム? 前髪を絡めて 血を流す みんなまとめて包帯で ミイラにしてしまえ  めちゃくちゃにして、やろうよ めちゃくちゃにして、やろうよ めちゃくちゃにして、あげるよ  翌朝 報いの雨に濡れて ダメになった絵のなかの国で 僕らの困ったように笑う姿は 溶けていったよ 消えていくよ
土曜日 / 待合室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box朝、蒸気のような雨が吹きつけて 通りは輝きだした 目の褪せたサイコロを振って 思い出の街を行く  光の駅のホームで 僕は始発を待った 寝て起きると そこに君がいたらいいな  足音は溶けていく 色の消えた空に もし明日が来るのなら とても悲しいな  もう、やめようよ って袖を引いてくれて ありがとう でも あと一錠だけ でも あと一錠だけ  そびえ立つ陽炎 顔の無い人々 君のパパが建てた高いビル すべての窓がふたりをのぞき込んで いっせーのーせっ で歌い始めた  君はカメラを逆さに構え自分に向けた 何が見える? 誰かと目が合って離れない  口を開けて 君の宇宙を見せて ほらね 言葉のない秘密は とてもやかましい  世界中に電話 鳴る 僕は、君は、出ない 音もなく 雨が降る 僕はいない 君はいない
日曜日 / 浴室People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box「水滴のようだよ もういまにも落ちようとしてる」 「君がいる闇へ手を伸ばして かきまわしたい」 「交じりあえたね でもこれ以上は 現れては消える」 「僕は待ちきれるかな」  「もういいかい?」 「まだだよ、まだだよ」 「僕はずるをして もう一回生きてしまって」 「許せないよ 二度とは」  「またやってしまったんだ」 「震えをとめて」 「サンクトペテルブルグで 浴室で」 「この狭いバスタブが世界を蹂躙する」  「もういいかい?」 「まだだよ、まだだよ」 「君は嘘をついて もう一回死んでしまって」 「わからないよ 二度とは」 「もう一回触れたかった」  「現れては消える」  「もういいかい?」 「まだだよ、まだだよ」 「僕はずるをして もう一回生きてしまって」 「許せないよ だから、  わたしのいのちを、君にあげる パンケーキみたいに切り分けて、あげる」
見えない警察のためのPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box行列は続いた 青空を背負って 晴れた日僕らは滅茶苦茶なことをする 大きく渦巻く自転車置き場の海 口笛吹こうジェリービーン 大通りへ  相変わらずの点滅が刺さる 近所の薬局で洗剤買って それから僕はどうしたっけ  出口は君が盗んで口に隠した 僕に見つからないように  落下するアンテナ 休日の傍観者 市場に漂う消毒液の香り 破壊が始まる3秒前の笑顔 口笛吹こうジェリービーン 踊ろうね  相変わらずの点滅が刺さる 近所の薬局で洗剤買って それから僕はどうしたっけ  出口は君が盗んで口に隠した 僕に見つからないように  ある朝 目醒めて 僕は重力をなくした 少し浮かぶ 君がホテルの窓から見上げて笑う もう世界は逃しはしない  探し物みつからない 踊ろうね  それから僕はどうしたっけ  出口は君が盗んで口に隠した 僕に見つからないように 大丈夫さ 大丈夫さ 大丈夫さ 逃げられない
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