ロンサム椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 信じたものが すぐに壊れて 慣れてしまうしかすべがないのさ 救いの歌も 嘆きの歌も きっと僕じゃない やつらの歌さ 逃げ込んだベッドの中に 出口を探した 息苦しさですぐに目が覚めて 無駄に過ぎた時間は背を向け 僕らはそう 孤独な空の影にひとり 立ち尽くして 暗闇の静寂に消えないように 祈りかき集めて 君だけが 思う明日はただの夢か 夢じゃないのか 今朝もまた 同じ様な始まり方 まだ何もおさまらない 色鮮やかに 見えてしまうのは 美しさより醜さばかり 傷ついたふりは したくないけど 悲しい言葉で人は振り向く 逃げ込んだベッドの中で 夜空を探した 輝く星はここに描くのさ 誰もいない 僕だけの宇宙に抱かれ もう一人の僕に問う おまえは敵で味方だけど 疑う以上に信じてた 誰もがそう 孤独な空の影にひとり 膝抱えて 思うように光へと踏み出せずに 夜に彷徨うのさ 君もまだ 履き慣れない靴で歩いてる たとえ毎日が 泡の様にはじけて消えても 足を止めないでくれよ |
いばらのみち椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二・松井五郎 | 中田裕二 | 中田裕二 | 愛なんか知らないよ 夢だって捨てたんだ それよりも欲しいものを この手で掴み取るだけさ 笑いたい奴には 笑わせておけばいい いつかきっと跪いて 間に合わせの愛を乞うのさ 抱いて欲しいのに 壊れてしまうなら 罪も痛みも 受け止めるよ 誰のためでもなく いばらのみちだって 味方はつけないよ 涙から 生まれ変わった かわいそうな わたしさよなら 火の玉飛び交って 夢中で切り抜け 焼け野原 とても綺麗で しばらくひとり眺めていた 何故か胸が痛くなる どうしよう どうしよう こころ 苦しい なんだか なんだか 孤独が無性に せまって せまって うなされるけど 灰に咲く 花のように 何度も目覚めて だましだまされ この世があるなら 決して消せない 傷痕さえ 誰のものでもない いばらのみちだって 助けは呼ばないよ 涙から 生まれ変わった かわいそうな わたしさよなら どこまでも 生まれ変わって かわいそうな わたしさよなら |
LOOK AROUND椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 少しずつ何かが 明かされていくような 気配のする朝の日差しを浴びて 長い夜の底で 試された孤独と 見違える様な明日の姿を並べた 歯止めのきかない 僕の中の魔物が 夢を貪っていた またいつかが今日になり 僕は何を手にしたのかさえ わからないけれど またいつかは今日になり 僕は何故かこの手に触れるすべてを 愛しく思える 立ち尽くすばかりの 嵐の入り口に 束の間の静けさを見つけて飛び込む 振り帰らずに来たよ 僕はまだ弱さを 笑い飛ばせる程に強くは無いから 息を止めるように その心が決まれば 迷い振りほどいて またいつかが今日になり 僕は何を手にしたのかさえ わからないけれど またいつかは今日になり 僕は何故かこの手に触れるすべてを 愛しく思える 横たわる儚さに 僕はいつも 腕を掴まれて 見失うけれど 鳴り止まぬ鐘の音が 呼び覚ますのさ 溢れるほどのイメージと希望を巡らせ またいつかが今日になり 僕は何を手にしたのかさえ わからないけれど またいつかは今日になり 僕は何故かこの手に触れるすべてを 愛しく思える |
NIGHTLIFE椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 夜な夜な集うアウトロー 誰もが知れぬ感動を 東京のど真ん中に森が 秘密主義のあんたは気取り屋 赤い月の光照らす デジャヴの様な夢見てます ほらどうしよう 神だのみの ちょっと胸が躍る程の色 インビテーション 蓋を開け あの女ずっと こっち見てるよ 大都会の闇夜 コウモリの宴 愛情なんてものは バーベキューで食らえ パーティパーティ 神を 恐れぬ宴 愛情なんてものは ドライジンで飲み干せ 黒く目を塗りつぶした ジャグラーの手をスルーした キングは何処 ジョーカーの野郎も このパーティじゃ場違いさ 穴開いた 更に見たいか とぐろ巻いて威嚇する金の蛇 それに銀のマングース into heavy 音ヘビーな上に イリーガルで デスティネーション ア アジテーション あの男ずっと こっち見てるよね かしまし娘達 カンバセーション 男たちまち カンバセーション 愛と情の サイコロを ふり続けていましたとさ はずかしいおとなたち 黙れよ そのこどもたち 何かねーの 明と暗に 触れとらんし 恨み辛み妬み病み上がり SHIT! 大都会の闇夜 コウモリの宴 愛情なんてものは バーベキューで食らえ パーティパーティ 神を 恐れぬ宴 愛情なんてものは ドライジンで飲み干せ アメージングな夜だぜ |
ブランケット椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 裸足のふたりが 春風にはしゃぎながら 長いグレーの冬を 溶かすように抱き合ってた 僕はまだ子供で 操りきれない気持ちを ただ力任せに 投げつけて傷を付けたんだ 愛などいつだって 浮かんで消えるような 気休めだと思ってた 伝えたい言葉足りないよ 会えない夜が切ないよ どうして何気なく手渡せない 君しか居ないのに ねえ 居ないのにね 代わりのきかない 君をかたどるバランスは 誰にも作れない 僕は頭抱えてしまうよ 愛などいつだって 拾って来れるような ごまかしだと思ってた 伝えたい言葉足りないよ 会えない夜が切ないよ どうして何気なく手渡せない 君しか居ないのに 伝えたい事ばかりあって 簡単にまとまらないよ こうしていつもどおり体あずけて 君から包まれていたい 包まれていたい |
red blues椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 求めてしまうのさ 赤い肌の街に削られ いくつも無くしたけど 必ずつかまえて 俺にからみつく虚しさに 花添えて燃やすのさ 今も鳴り響く 女の捨て台詞が えらく胸にもたれて 後味が悪いぜ 抜け道を探し 常に我関せず 時代の柵に囲われ 並ばされないように 仕掛けてかわされて がらくたの中に夢あさり 飢えた野良犬のように 忘れてしまいたい お前の体で埋め尽くし この目を塞いでくれよ 寂しげな月の溜息で濡れた 夜が俺を許してくれる 言葉も交わさず ただ身を任せて ぶつけあう 叩き付けるような 雨音がわめいて グラスにわずかなウイスキー 飲み干して寝転ぶ 口先ばかりで 知ったような顔した あいつらは嘘だらけ 指図など受けない 気安く触るなよ 俺が辿り着いた答えに 傷ひとつつけるなよ 孤独に戯れて 何も変わらない白黒の 砂利道に風が吹く 求めてしまうのさ 赤い肌の街に削られ いくつも無くしたけど 必ずつかまえて 俺にからみつく虚しさに 花添えて燃やすのさ 叩き付けるような 雨音がわめいて グラスにわずかなウイスキー 飲み干して寝転ぶ |
ミス・アンダースタンド椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | あの子を夢見て 肌も心も磨いた うらやましいだけでさ たまに服を脱いで 夜に甘えてみたんだ 力ずくで痛いけれど 君は借り物 恥はかき捨て だけど まだ あきらめてない 私はこう思ってるって 誰かに知ってもらうんだ no reason 好きにしてなよ この世はずっと血迷って 何か奪って逃げるんだ more reason 好きにしてろよ ただ俺は俺 ただ君は君 あの子に近づいた 返事もらえてよかったね これで同じ輪の中 すこし劣るけど 彼はとても優しいの いつも見ていてくれるから 君は受け売り 言葉切り貼り だけど まだ 満たされてない 忘れ形見の時代は 道端に投げ捨てられ 次の獲物に群がる獣達 見苦しいほど 腹を空かせて 私はこう生きてるって 誰かが待ってくれるんだ no reason 好きにしてなよ この世はずっと彷徨って 何かのせいにしてるんだ more reason 好きにしてろよ 私はこう思ってるって 誰かに知ってもらうんだ no reason 好きにしてなよ この世はずっと血迷って 何か奪って逃げるんだ more reason 好きにしてろよ ただ俺は俺 ただ君は君 ただ俺は俺 ただ君は君 |
流星群椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 感じたままに伝えて 君が見とれていた景色 月明かりの差す部屋で 同じ様なつくりの愛を重ね 手繰り寄せるように僕を呼ぶ 君のその瞳には 誰かの手にした奇跡ではなくて 君だけが知る喜びが映ってた 僕が望むのはそれだよ 見上げた夜空は輝きを増して 柔らかな光が君を包んでく それが何よりも綺麗だった 心は既にほどけて 自在に互いを繋いだ 日が落ちても気付かずに 明かりも点けないほど夢中で ときに囚われる僕のそばで 君は何もいとわず 求めるだけ嘘のようで はじめからあるはずないと 笑い飛ばしごまかしては 諦めてたけど 誰かの手にした奇跡ではなくて 君だけが持つ喜びが映ってた 僕が欲しいのはそれだよ ふたりで夜空を泳いだ 星屑のしぶきを身体に浴びて光ってる それが何よりも奇麗だった 誰かの手にした奇跡ではなくて 君だけが知る喜びが映ってた それが何よりも奇麗だった |
漂流椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 溺れたい 明らかに心無くしてるみたいに 覚えたい 君というすべてをこの身に刻んで まるで僕は支配者 巡らす君の過去に向け ジェラシー 醜い胸の奥の模様を見て 浅い夢か深い眠りか 幻の中を滑り落ちてく 求める事しか出来ないよ 水浸しになって 赤い岸辺に目覚めた 壊したい 誰もが讃える美しさの意味を 奪いたい 君から溢れた秘密の全てを そして僕は見ていた 微かに君から滲んだ ジェラシー 激しく燃える愛のざわめきを聴いて 浅い夢か深い眠りか 幻の中を滑り落ちてく 逆らう事など出来ないよ 水浸しになって 赤い岸辺に目覚めた 最果ての理想郷に ふたり逃れてきたね 風にまぎれ遠く響いてる 歪んだピアノの音が 優しかったんだ 浅い夢か深い眠りか 幻の中を滑り落ちてく 求める事しか出来ないよ 水浸しになって 赤い岸辺に目覚めた 思い出さえ脱ぎ捨てながら 君と白い波間に漂ってる 愛せば誰かを傷つけた このまま遠くへ 誰もいない場所へ なにも答えは無いけれど |
思惑と罠椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 気がつけば 夜が彷徨い始めてる 何食わぬ顔で 君を連れ出すのさ まだその瞳には 迷いが映らない このまま俺の罠にかかれ 帰れない ほらどうしようか 二人は頭が真っ白で しょうがないから 寄り添って 心臓の音が波打った 問題なんてないよ そうなってしまえよ 次々と そばを走り抜ける光に 照らされた君の 後ろめたい横顔 まだその胸元へ 入り込む余地あり 今から君の思惑通り 騙す男のふり見て 演じきる女 結末は誰も知らない 敢えて委ねた 今を 現在を 求め 帰れない ほらどうしようか 二人は頭が真っ白で しょうがないからと迫って 心臓の音が波打った 帰れないほど末期だって 迷いの鎖はとっぱらった 感じな ほら感じなって 他に選ぶ余地なんて無いさ 問題なんてないよ そうなってしまえよ |
ブライテスト・ダークネス椿屋四重奏 | 椿屋四重奏 | 中田裕二 | 中田裕二 | | 理解し難い感情は でかいエナジー引きずって 雑念想念巻き込んで 俺の体を駆け巡った 未来に期待しないよって 当たり前にあいつら言うよ 冷めた目で鳴らすディストーション いまいち俺は馴染めてない 今すぐに聴かせてよ 胸を焦がすような日々を 連れ戻してくれるあの歌を 情熱の歌 狭い汚い寂しいの 広い小奇麗楽しいの 互いの足首を掴んで 引きずり回すポピュラリティ 今すぐに唄ってよ どれも揃わない俺ですら 世界に飛び込める気がしたよ 情熱の歌 何も間違っちゃいないさ 無理に知らなくてもいいさ 光で眩んでしまって 闇の中で迷ったんだ いくさ人が見つめてる 故郷の空の下 「ぼく」「わたし」を着飾り踊ってる 奴らがピース押し付けた いや 結構 何も間違っちゃいないさ 無理に知らなくてもいいさ 光で眩んでしまって 闇の中で迷ったんだ コバルトに差す赤色の 夜明けに思い描いたんだ 遥かな地平のステージで 俺は何を残そうか 振り向くなよ 振り向くなよ 夕映えの中 振り向くなよ |