本作のために書き下ろされた主題歌「ドグマン」は、「私以外私じゃないの」のRemixでもタッグを組んだトラックメーカーPARKGOLFによる打ち込みのサウンドも積極的に取り入れられたゲスの極み乙女。の新境地ともいえるサウンドでメロディアスでありながら迫力を持ち合わせ、ドラマのストーリーと高い親和性を持つ楽曲となっている。
また本作「ドグマン」のジャケット写真は、川谷絵音が自らフィルムカメラにて撮影を行ったもの。無機質な壁の前に桜色の造形物が浮かんでいるかのようで、シンプルでありながら美しさと儚さを感じる写真に仕上がっている。更に「ドグマン」のミュージックビデオも公開となった。
こちらは、川谷絵音が初ドラマ出演を果たした『恋のツキ』にも監督として参加した映画監督の酒井麻衣が監督を務めた。ミュージックビデオには『ブラックスキャンダル』にも出演中の若手女優・小川紗良、そして名古屋を中心に活動するエンターテイメント集団BOYS AND MENの田中俊介がキャスト出演をしており、その演技も見所である。
また、本作の構成は『ドグマン』のミュージックビデオを編集するシーンがビデオ内に登場するというメタ構造の仕上がりになっており、是非じっくりと鑑賞してみてほしい。
<酒井麻衣監督コメント>
私はゲスの極み乙女。さんの曲を日頃から聞いており、人が今ダイレクトに感じている言い表しづらい事柄を、空気感含めて、音楽で表現されていて、それがまるで錬金術の様だと思っておりました。今回、『ドグマン』のMVをスタッフ一丸となって制作でき大変光栄です。MVは『情報の操作』をテーマにしました。噂話など、人から人へと話が伝えられる時(悪気があるなし関係なしに)「自分が感じた世界」がそこにはあります。私は、人に「自分が感じている世界」を話す時、どうしたらわかりやすく伝わるのか整理しながら話すのですが、選択した言葉で印象が随分と変わったり、同じ言葉でも、文章の前後を入れ替えるだけで違う意味になる事を以前から興味深く思っておりました。ドラマ「ブラックスキャンダル」の主題歌という事もあり、そういった“情報の操作”や“見え方の変化”を取り入れました。撮影現場では、メンバーの皆さんのお芝居がとても良く、驚きました。とても魅力的なゲスの極み乙女。さんが画面の中にいると思います。
<ゲスの極み乙女。川谷絵音コメント>
ゲスの極み乙女。以外にこのドラマの主題歌が務まるでしょうか?僕らの新境地とも言えるサウンドがこのドラマを彩れること、誠に光栄でございます。ヒリヒリするアレンジと歌を堪能してください。
ニュース提供:ワーナーミュージック・ジャパン