タイトルの「歌とギターとバイオリン」には、「自分達の音楽を伝える言葉。どんなに編成が増えてもその真ん中に“歌とギターとバイオリン”がある」という2人の思いが込められている。藤田大吾の力強く伸びやかな歌、佐藤帆乃佳の紡ぎだす美しく繊細なバイオリンの音色は不思議なハーモニーを生み、聴く者の心を捉えて離さない。
これまでにリリースされた4枚のシングルからのメイントラック、ライブに欠かせない人気定番曲に加え、このアルバムで初お披露目となる新曲ももちろん収録されている。中でも「多摩川夜曲」は、「さくら」「花」などの森山直太朗作品に欠かせない詩人:御徒町凧氏の書き下ろしによる詩に、藤田大吾が曲を付けた新境地を開拓するナンバー。アルバム中で異彩を放つ「16trip」は、「16小節の中で現実世界からトリップする」というイメージで作られたバイオリンインスト曲である。
2人の全く異質な個性がぶつかり合って新しい音世界を作り出すalutoが、結成から3年半かけて送り出すメジャー1stアルバム。今後の無限の可能性を感じさせながら、これまでの着実な歩みを集大成した内容に仕上がっている。
■「歌とギターとバイオリン」album
2009年1月21日発売
AICL1978〜9 (初回生産限定盤 CD+DVD)
\3,500(税込)
AICL1980 (通常盤 CD)
\3,059(税込)