これはチャットモンチー公式Instagramにて先週末より断片的に各シーン映像が公開されていたもののフル・バージョン。チャットモンチーのツアードキュメンタリー映画『ふたりじゃない』を撮影、編集、監督したMINORxU氏が、チャットでは初のミュージックビデオを手がけている。
どこかに違和感を感じさせる奇妙な実写映像の連続と、それを真顔で俯瞰するチャットモンチーの二人。そのコントラストが、実体験をもとに橋本絵莉子が書いた強烈な歌詞を際立たせ、「majority」と「minority」について考えさせる内容となっている。なお、「majority blues」はCD発売に先駆け先行配信リリース中。是非チェックして欲しい。
<橋本絵莉子コメント>
まさにmajorityとminorityがぶつかり合っているMVを、MINORxUさんが格好よく撮ってくれました。本当にうれしい。ブラックメタルの人と遭遇するシーンは、必見です。
<福岡晃子コメント>
majorityでminorityなものは、ひとの生々しさみたいなものが詰まっている部分で、それをチャットモンチーとMINORxUさんの視点でうまく切り取れたと思います。完成したものを見るたびに温かさと切なさが込み上げてきます。
<MINORxU氏コメント>
無我夢中な瞬間。ふとよそ見をすると、世界が突如新鮮で奇妙に映ることがあります。青春時代はまさにその連続でした。そんな鮮烈で儚い誰かの回想と、チャットモンチーのふたりの眼差しをMVにしてみたので観てください。