約1万人を動員したこのライブのチケットは、即日完売。この日の日本武道館は雨にも関わらず、記念すべきステージを待ち望んでいたファンの熱気に包まれていた。
そんな熱気に包まれながらもミヒマルは、いつもと変らないマイペース。ゆるいMCで会場を和ませたり、相変わらずの親近感を感じさせてくれる。しかしながら、いざパフォーマンスとなると、堂々たる存在感、安心感を見せつけ、この大舞台がとても似合うアーティストに成長したことを証明した。
この記念日には豪華なスペシャルゲストも登場。楽曲にフィーチャリングしている、九州男、常田真太郎(from スキマスイッチ)、SOFFet、さらにギリギリHEROのPVに出演している柳沢慎吾など異色のゲストが登場し、会場を沸かせた。また、miyakeが世界初!i-phoneを使ってパフォーマンスするなど、ライブ以外の余興もたっぷりで盛りだくさんの内容となった。
ミヒマルにとって、大きな目標だった日本武道館でのライブ。アンコールでは思わず感動で涙が溢れてしまい、hirokoが言葉に詰まってしまうシーンも。本人達にとっても、その場にいたファンにとっても、心に残るステージになったことは間違いないだろう。