“幸せ”と“辛い”の文字にまつわる歌詞、ご存知ですか?

“幸せという字は 逆さにしても幸せと
私の手のひらに あなたは指で書いた”

 アグネス・チャンが6月3日にリリースしたシングルのカップリング曲「幸せという字」という楽曲にそんなフレーズがあり、ハッとしました…。逆さにしてみると完全一致ではありませんが、たしかに“幸”ですよね。この歌詞はタイトルどおり「幸せという字」について描かれているのですが、フレーズがどれも素敵なのでぜひ一度、読んでみていただきたいです。
 
 ところで、【“辛い”という字に一本棒を足すと“幸せ”という字になる】という言葉は、よく目にしますよね。プラスもマイナスもほんの紙一重、今が辛くともちょっとしたことで状況は良くなりますよ!そんな意味合いが込められています。実は、J-POPの歌詞でも“辛”と“幸”の関係を歌ったものってたくさんあるんです!

“「辛い + - = 幸せ」の方程式
付け足すのは実にたやすい事さ でも中身が重要”
『辛い+−=幸せ』/ONE OK ROCK

“辛い と 幸せ の文字は
兄弟みたい 似ていたんだね”
『yet』/クラムボン

“守り抜いていく という強い気持ちを
一本の矢に例えて
「辛い」想いの的に放って
「幸せ」に変えてきた”
『真夜中の太陽』/sacra

“幸せという字は
辛いという字じゃない
辛いという字じゃない
しわを合わせるだけ”
『はぐれ者讃歌』/フラワーカンパニーズ

 同じ“幸”と“辛”という文字を使っても、アーティストによってそれぞれの表現方法で、いろんな意味合いを持った歌が生まれているのが面白いですよね!“恋”や“愛”などもその文字の形に注目された歌が多々ありますので、漢字にまつわる歌詞を見つけたらどんな描かれ方をしているのか、是非チェックしてみてください♪