ジャケット写真は、カプセル剤をメインに据え、赤を基調としたビジュアルになっており、通常盤ではKREVAがカプセルの中に配合されたデザインとなっている。全音楽ファンの耳と心に効く、“聴く薬”をテーマに冠した新曲「トランキライザー」は、BPM150強のダンスビートとシンセサイザーが織りなす新境地の仕上がりとなっており、繊細なメロディーとスリリングなラップが交差するKREVAミュージックの真髄を体感できる。
カップリングには、KREVAのバンドメンバーであり、ライブDJとして活躍する熊井吾郎がトラックメイキングを手掛けた「稲光」を収録。こちらもスキルフルなライミングが散りばめられており、印象的なフックのフレーズがやみつきになりそうだ。楽曲の初オンエアまで震えて待つしかない。
初回限定盤DVDには、「トランキライザー」のMUSIC VIDEOとメイキング映像に加え、楽曲のレコーディングドキュメントがふんだんに収められており、スタジオの様子を垣間見える。如何に曲が生まれるのか?KREVAの創作現場に立ち会う臨場感を楽しめる内容となっており、その楽曲制作に対する真摯な姿勢とスキルを目撃できる。こちらも見逃すことは出来そうにない。