いつもと違った制作陣によるROCKなシングルが来週発売!

 5人組ガールズ・ダンス&ボーカルグループ“東京女子流”の13枚目のシングル「Get The Star / Last Forever」が、いよいよ来週25日に発売される。今作はBSフジ放送の番組発で「東京女子流がROCKに挑戦する」という企画から、普段の楽曲制作チームとはまるっきり別軸で制作されたシングル。

 「Get The Star」「Last Forever」ともに楽曲はROCKミュージシャンであり、LUNA SEAのベーシストであるJが書き下ろし。プロデューサーには数々のアーティストのプロデュースを手がけている近藤ひさし氏が立ち、agehaspringsが楽曲制作を手がけている。東京女子流の楽曲を数多く手がけるアレンジャー松井寛氏が関わらない特別仕様であることから、今回のシングルが「東京女子流がROCKに挑戦したスペシャルシングル」というSPOTのテロップとなっている。

 さらにメンバーが作詞に挑戦したということで、その内容も気になるところ。Type-Aにはミュージックビデオの他、今回のきっかけとなったテレビ番組「東京女子流のスレスレTV」のダイジェスト映像やオフショット映像も収録されている。また、Type-Cにいつも入っているリミックスも松井寛氏のいわゆる“Royal Mirrorball Mix”と違い、名古屋を拠点に活動するシンセ・ポップ / アーバン・ファンク・バンド“Orland”が手がけており、ROCKサウンドがまた違ったアレンジになっており、心地良いのでチェックだ。

 今回のシングルのお楽しみ企画として、初回盤に封入されているシリアルで参加できる、全国じゃんけん大会も開催。こちらは、某じゃんけん大会と違い、メンバーではなく、ファンがエントリー。全国47都道府県のどこかからエントリーし、地区予選からスタート。各都道府県の代表が選出されたのち、決勝が行われ、勝ち抜き優勝した代表者の都道府県に定期ライブを行いにいくという約束がされたものであり、東京以外でなかなかみることのできない定期ライブを地元で開催されるというチャンスに盛り上がりを見せている。

 東京女子流が、慣れ親しんだ環境とは違った、新たなフィールドでの楽曲制作に作詞含め、全面にハモを歌った小西彩乃や、高音のソロパートを受け持った中江友梨、そこにハモる新井ひとみなど、ボーカル面でも全面に挑戦しているところが見られる今作。彼女たちの今後の長く活動していくであろう音楽活動のなかで、大きな刺激と経験となったことは想像に容易いだろう。そんなターニングポイントとなる今作のスペシャルシングルをぜひチェックしよう。