その紅一点ボーカリスト“浦江アキコ”は、活動の場を女優業にも広げ、TBSドラマ「ホームワーク」では準主役の“水野うらん”役に抜擢。男女4人の揺れる恋心を見事に表現し、高視聴率を記録するなど話題を呼んだ。また、翌年1993年にはアルバム「EDEN」(発売元:東芝EMI)を発表し、オリコン初登場8位、20万枚を超えるセールスを記録するなど、音楽活動においても華々しい飛躍を遂げた。
そんな順風満帆な芸能活動ではあったが、1994年にバンドのべーシストが脱退し、活動休止を余儀なくされた。その後、新たにメンバーを加え活動を再開し、全国各地でライブを行ってきた。そして1985年のデビューから28年目にあたる、2013年。日本テレビで2008年1月9日〜3月19日まで放送され、平均視聴率15.6%を記録した人気ドラマ「斉藤さん」の続編、「斉藤さん2」の主題歌を担当する事になった。
28年間音楽を諦めずに続けてきた浦江アキコの“音楽への信念”が、観月ありさ演じる信念の人=斉藤さんのテーマと合致し、今回の大抜擢となった。歌詞の内容は、「長い季節をめぐり、様々なことを乗り越えて、今二人で歩いていこう」という、まさに28年続けてきた自身のバンド、BLUE ANGELへの想いをも綴った渾身のバラードとなっている。