最後の作品「夕愁想花」のPV発表!

 エイベックス所属の初期アーティストとして、1990年代の音楽業界を盛り上げ、累計4700万部を超える人気漫画「頭文字 D」のアニメの主題歌を多数担当し、カーユーザーに絶大な人気を誇る音楽ユニット“m.o.v.e”が2月27日に発売する最後のアルバム「Best moves. 〜and move goes on〜」に収録される「夕愁想花」のPVを自身のホームページで発表した。

 「夕愁想花」は最後のレコーディング楽曲となっており、昨年末に解散を決定してから音源制作はスタートしたとのこと。ボーカルのyuriは「この曲がm.o.v.eとして最後のレコーディング作品になりました。散々激しい曲を歌ってきた私たちがこういうしっとりとした曲で終わるというのも意外ですけど、最後に『夕愁想花』のようなしっかり想いを込めた歌を届けられて良かったです。」とコメントし、本楽曲の作詞・作曲をしたメンバーのmotsuは「『解散』についてなかなか言葉としては言いにくい部分も『夕愁想花』の歌詞に散りばめています。ファンのみなさんはこの曲をどう受け止めてくれますかね」とコメントした。

 最後のPV撮影ということもあり、撮影場所は所属レコード会社であるエイベックス(東京・青山)で行われ、エイベックスの屋上や会議室や社内にあるレコーディングスタジオを使用して撮影された。撮影スタッフもデビュー当初のPVを撮影していたスタッフが集められ、メンバーもスタッフも最後の作品ということを噛み締めながら撮影に臨んだとのこと。

 PVについてレコード会社スタッフは「最後のPVなので過度な演出はせずにメンバーのありのままの姿を撮影し、15年間の活動の想いを全て詰め込みました。今まで応援してくださったファンの方々のためにもメンバーのためにも『夕愁想花』のような作品を残せて良かったです」とコメントした。