映像内容は、今年の夏に行われていたニューアルバムのレコーディング風景から、ジャケット撮影、ライブのリハーサル、ワンマンライブ、野外フェスを追った模様と初回盤のブックレットでも使用されているライブ&レコーディング写真で構成されており、今年の夏の小泉今日子の勢力的な音楽活動を記録した作品となっている。
ニューアルバム「Koizumi Chansonnier」は、人生の機微、大人の悲哀、愛、別れ、孤独や老いを、訥々と語るように唄うシャンソンというスタイルをあくまでモチーフとしながら、そのエッセンス、精神性を、ユーモアたっぷりに小泉ポップスに見事に昇華させた12曲を収録。もちろんシャンソンには数曲挑戦しているものの、収録される音楽のジャンルはジャズ、R&Bポップス、ボサノヴァ、ムード歌謡、ダブ、演歌、チェンバーエレクトロ、フォーク…と実に多岐にわたっている。昔と変わらぬキュートな声が健在なのはもちろん、そこに深みと渋みを増した低音の魅力も加わり、歌い手として、女優として、歳を重ねてますます成熟する小泉今日子の現在の声の魅力が、余す事なく収められた作品に仕上がっている。
そして、梅林太郎、Curly Giraffe、川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)、菊地成孔、小池徹平、小西康陽、さかいゆう、鈴木正人、二階堂和美、SOIL&“PIMP”SESSIONS、浜崎貴司、ブラックベルベッツなどの本作への参加が既に発表されており、実に様々なアーティストとのコラボが実現している。
また今回のアルバムの初回盤4大特典の目玉、超プレミアムライブ“Koizumi Chansonnier〜新春シャンソンショー”が2013年2月9日に開催されることが決定している。このライブは初回盤に封入のハガキにて応募し当選した60名様を対象とした完全招待制ライブ。ニューアルバム「Koizumi Chansonnier」の楽曲を中心に、ピアノと唄のみで繰り広げられる“小泉流シャンソンショー”を予定している。定員わずか30名のシャンソニエで1日限り(2ステージ)で行われる超プレミアムライブとなるので、こちらも見逃せない。