妖怪プロジェクトの天狗が、半年かけて京極夏彦氏をイメージして書き上げた「荒野の七人みさき」が7月2日にリリースされる。“妖怪ファンのため、妖怪を愛する人と音楽でコラボをしたい”という妖怪プロジェクトが長年、胸に描いてきた夢。愛すべき妖怪の存在をもっと多くの人に知ってもらい、一人でも多くの妖怪ファンを増やしていけたらとの願いがこの作品に込められている。
「荒野の七人みさき」は、日本の旧き善き時代劇のテーマソングを彷彿させるハードボイルドな楽曲。木枯らしの音から始まり、ドラマチックな展開にグイグイと引き込まれ、やがて聴くものは魂をすっかり抜かれてしまうだろう!
妖怪プロジェクト・天狗と京極夏彦氏の共作となった歌詞は、倒しても倒しても新手の途切れることのない「刺客」の存在をスリリングに描いている。妖怪・七人みさきをモチーフとしているのだが、妖怪という存在を別としても、そのまま、現代の荒波のなかで生きる私達の心にダイレクトに響く内容だ。
さらに今回のシングルには、全日本妖怪推進委員会応援歌の壮大なロックオペラ「グレートボールズ」、前作「おばけカタログ'07」より、妖怪湘南サウンドの決定版「燃えろ雪おんな」を収録 。「荒野の七人みさき」プロモーション・ビデオ/CD-EXTRAも付いた、まさに「痒いところに小袖の手」とも言うべきサービス満点の怪盤の登場だ!