「Superman」発売直前調査。“あなたにとっての「Superman」は?

 Crystal Kayのユニバーサル ミュージック移籍第1弾シングルとなる「Superman」のCDシングルがいよいよ12月14日リリースされる。

 今回の楽曲で特に注目されているのは、「空を飛べるわけじゃないし、時を止めることもできない それでもyou are my heroずっと」というこれまでの一般的な「Superman」像とは違う、身近な人こそ「Superman」であるという歌詞だ(なお、トラックは、ストリートから絶対的な信用のおかれるBACHLOGIC制作)。

 Twitter、mixiといったSNSサイト、iTunes Storeなどではこの歌詞に関して、「恋したくなるよー」、「自分のクラスにも人気者じゃない目立たない彼の魅力に気づかせてくれた」、「毎日稼いできてくれる旦那サマ!ありがとう!今日も頑張れ!」、「私にとってあなたはスーパーマンだよ、と。。きゃぁ〜素敵っ」、「特別な力もない普通の僕の心に響く歌詞です。勇気をもらいました。結論、この歌は男子が聴くべし!」、「私の大事なスーパーマンは、柴犬のタロ」、「めっちゃ元気出るっっ 頑張っていこー!ってなる 皆も聴いてみて」、「いま必要な歌詞」、「ただいつまでもその笑顔見せて そばにいてくれるだけでいい 最高の歌詞!」などの恋愛関係だけでなく、また世代をも問わないあらゆる人間関係(ペット含む)に響いている書き込みがみられる。

 発売元となるユニバーサル ミュージックでも「あなたにとってのSupermanエピソード」を調査したところ、「震災の時の毅然とした態度に驚いた」、「子供の誕生日をメモしているSuperman(笑)」、「小遣い内できっちり呑んでくる」など夫が1位、「就職進路で怒られると思って打ち明けたら、好きなことをやってみろと言ってくれた」、「震災の時にイの一番に電話をくれた」父親が2位、「どんな時も妹を守る(泣)」、「無邪気に笑わせてくれて元気をくれる」息子が3位、と意外にも近い存在である家族に「Superman」を見出すようなコメントが目立った。「Superman」というタイトルから連想する映画の主人公のような既存の「Superman」のイメージとは異なり、3.11震災など激動の年となった今の時勢を反映した「人と人との絆」を「Superman」に求めている傾向がみられるようだ。

 なお、この「Superman」は、現在放送中のキム・テヒと西島秀俊という日韓トップ俳優のダブル主演のフジテレビ系ドラマ「僕とスターの99日」の挿入歌でもあり、そのCDシングルにはそのドラマ最新放送回において流れた新世代ジャズ・ピアニスト=ハクエイ・キムの演奏による「Superman」ピアノ・ヴァージョン、そしてワタベ・ウェディング株式会社の「リゾ婚」イメージソングの「Love Road」が収録されるという情報満載の内容だ。また、ダンス・シーンが印象的な「Superman」の振り付けを担当したのが、マイケル・ジャクソンの映画『This Is It』に出演、少女時代「GENIE」、東方神起「Why(Keep your head down)」のミュージック・ビデオの振り付けを担当する、いま最も旬な振付師、仲宗根梨乃であることも話題となっている。

◆「Superman」single
2011年12月14日発売
初回盤(DVD付) UICV-9012 ¥1,500(税込)
通常盤 UICV-5011 ¥1,000(税込)