初のバンド形式となるワンマンライブで熱唱!

 若い女性を中心に圧倒的な人気を誇る“YU-A”の、今年2回目となるワンマンライブ「ESP × YU-A YU-Action☆ Project Premium LIVE」が、10月14日(金)にESPミュージカルアカデミー12号館「club 1ne2wo」で開催された。

 ライブの見どころは、なんといってもYU-A初となるバンド形態でのライブである点。サポートメンバーには、黒夢のベーシストであるHITOKIをはじめ、ドラムスにかどしゅんたろう、ギターに黒田晃年、キーボードにMAKO-T、同じくキーボード&コーラスにルンヒャンという、実力派が勢ぞろいした。

 また今回は、音楽学校「ESPミュージカルアカデミー」の生徒たちがYU-Aを応援するために立ち上げた「YU-Action☆ Project」の一環ということもあり、会場整理などはESPの生徒が担当。YU-Aが生徒たちと手を携えて作り上げたライブでもあった。

 開始前は「不安だったし緊張した」というYU-Aですが、ライブが始まれば迫力あるボーカルが全開。豪華メンバーが奏でるバンドサウンドにも負けないどころか相性ピッタリで、1曲1曲をフルスロットルで歌い上げていく。

 曲の構成は1stアルバム「You Are My Love」、2nd「2 Girls」からのナンバーを中心に、シングルも加えた全19曲。途中、ブログのファン投票で寄せられた曲を披露する一幕もあり(ちなみになんと、その3曲ともがカップリングの曲)、オーディエンスは大興奮。アップテンポな曲で拳を突き上げ、バラードで涙を流す人がいるのはいつもと同じながら、ダンスも披露されるホールでのライブとは異なる“純粋に音と声を堪能するライブ”に、また違った魅力を感じている様子だった。

 アンコールでは「今日はママも来ているので、感謝の気持ちを込めて歌います」と、9月に発売されたばかりの新曲「ごめんね、ママ」を、情感たっぷりに歌い上げたYU-A。ライブが終わると、会場いっぱいのオーディエンスに向けて「バイバイしたくないけど、また会いましょう。ありがとうございました!」と深々と頭を下げていたのが印象的だった。