メンバー卒業ライブ&ユニット改名発表!

 芸人『はなわ』の遠い親戚である『ジャジィはなわ』プロデュースによるヲタクアイドルユニット“腐男塾”“中野腐女シスターズ”による定例ライブ『ビッグ腐ォースLIVEEX〜感謝〜』が11日(土)、渋谷O-EASTにて行われた。

 6月11日(土)実施の定例ライブ『ビッグ腐ォースLIVE2011〜新風戦記〜』にて中野腐女シスターズリーダー「乾 曜子(よきゅーん)」、腐男塾部長「紫集院曜介」の卒業が発表、現メンバーでのラストライブとあって、先行チケットもSOLD OUTの中、開場後すぐに約1,500名の腐王(ファン)で埋め尽くされた。

 オープニングは“中野腐女シスターズ”が登場。1曲目の「フーフー724」後のMCでよきゅーん(乾)は「会場のみんな?!私の卒業ライブにようこそ!最後まで楽しみだから応援してね!」とコメントし、虎南も「よきゅーんと、みんなとの素敵な思い出のために、最後まで笑顔でね!」とコメントし、中野腐女シスターズ楽曲4曲を披露。本ライブは、よきゅーん(乾)が構成・選曲などプロデュースしており、中盤の企画コーナーでは腐男塾・中野腐女シスターズらが大好きなカラオケを歌うという場面もあり和やかなステージが展開。

 終盤の“腐男塾”のステージになると会場が一気にヒートアップ。冒頭のMCで紫集院は「盛り上がってるか!今日はみんなの声を聞くのが楽しみです。みんな声出していこうぜ!俺の卒業ライブなんで泣かずに!元気に!そう今日は七色の日(メンバー7名にかけて、7/16にかけて)なんで、きれいに全員で最高の想い出残そうぜ!」とコメントし、腐男塾パートを一気に駆け抜け、本編最後の「絆」時には紫集院曜介のメンバーカラーである紫色のサイリウムライト一色で会場が埋め尽くされ、歌唱を終えた紫集院が最後に「メンバーにも、ファンのみんなにも(曜介のことを)思ってもらって、最高に幸せです。みんなのことを愛してます。ありがとう!」と締めくくった。

 アンコールでは中野腐女シスターズが登場。よきゅーん(乾)がメンバーそれぞれに個別にメッセージを伝えた後、ファンのみんなに手紙を読ませて頂きますとし、「思い返せばあっと言う間の4年間。ただのニートだった私がこんなに沢山の方が見ているステージに立って歌って踊ると言う普通の人生では出来ない経験をさせて頂くことができました。自分がこのグループでやってきたこの数年は間違いじゃなかったんだなって。推しとか関係なくこんなに大勢の人が私と曜介への愛情を示してくれて、それに値する信頼関係をみんなと築けてたんだなって、自分を誇らしく思う事が出来て、ありがとうございます。今日でステージに一緒に立って夢を追う事、メンバーとしての私の役目は終わってしまうけど、4年間こんな頼りない私を支えてくれて、いつも信じてついて来てくれてありがとうございました!これからは一人の道を歩く事になりますが、ここで学ばせて頂いた事を胸に、精一杯頑張りたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いします。」と読みあげ、中野腐女シスターズの原点であり、始まりの歌である「Go!Fight!腐女シスターズ」を歌唱。約150分、合計23曲(腐男塾・中野腐女シスターズ)のステージを終えた。

 アンコール終了後にプロデューサーの「ジャジィはなわ」が登場し重大発表がなされ、“腐男塾”が“風男塾”に、“中野腐女シスターズ”が“中野風女シスターズ”に改名されることを発表した。「風男塾」とは「『今、未曽有の危機』と言われている日本に必要な『希望』を届けるために、世界中に『希望の風を吹かせる!』」を決意表明に掲げ、活動するユニットとして今後のあり方を示した。