ドラマの原作は、「きらきらひかる」「MAKOTO」などでおなじみ、社会派ヒューマンドラマの名手・郷田マモラ。新人刑務官と死刑囚の心の交流を軸に、死と生という重厚なテーマに真正面から向き合った本作は、平成16年の連載当初から好評を博し、平成19年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞している。
これまでも、男女の愛憎劇の一方で、人間の心の闇や葛藤をテーマにした作品も多く発表してきた椿屋にとっては、前作「いばらのみち」同様、まさに理想的といえる今回のタイアップ。作詞・作曲を手がけるヴォーカル&ギター・中田裕二は、「普段漫画をあまり読まないのですが、この作品は実に面白かった。死刑制度のあり方について描かれているのですが、僕はこれは『生と死』における人間達のドラマだと思いました。このような深いテーマの作品に参加出来る事をとても光栄に思います」と、制作にかける意気込みを語っている。