来年でデビュー20周年を迎える“スチャダラパー”が、11月25日にリリースするDVD「スチャダラパーの悪夢」の内容が、関係者の間に大きな物議を醸し出している。

　DVD「スチャダラパーの悪夢」は、スチャダラパーとして初となる「ツアー完全密着ドキュメント」として企画され、撮影されたもの。内容的には東京・赤坂BLITZで行われた東京公演の模様と、ツアー中のメンバーに完全密着したドキュメンタリー映像から構成されている。

　ドキュメンタリー部分にはリリー・フランキー、ピエール瀧、大宮エリー、山下敦弘など関係者の姿も見受けられるのだが、実はこのツアー中、素晴らしい盛り上がりを見せたステージとは裏腹に、メンバー3人の間にはグループ存続にもかかわる大きな軋轢が発生していたらしく、なんとその様子も全て克明に記録されていることから、内容を見た関係者に大きな衝撃を与えているというのだ。

　メンバー3人の間に一体なにがあったのか！？そしてデビュー20周年となる来年2010年、スチャダラパーは存在しているのか？日本のヒップホップの未来にもかかわるその答えが隠されているこの映像作品は必見だ。

◆「スチャダラパーの悪夢」DVD
2009年11月25日発売
NFBD−27197
￥3,990(税込)