映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』主題歌をリリース決定!

 シンガーソングライター/ラッパーのクボタカイが、坂口健太郎が主演を務める映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』の主題歌「隣」を2023年4月12日デジタルリリースすることを発表、ジャケット写真と新アーティスト写真を公開した。

 

 「隣」は、映画の劇中歌としても重要な役割を果たしており、伊藤ちひろ監督とやり取りを重ねてクボタカイが書き下ろした楽曲。サウンドプロデュースはYaffleがつとめ「ピアス」に次ぐタッグとなった。

 

 ギターサウンドが印象的なアレンジはクボタカイの新基軸とも言える仕上がりとなっている。ぜひ映画と共に楽しんでいただきたい。

 

<クボタカイ コメント>

 

坂口健太郎さん演じる未山の心情を抜き出したような歌詞ということで、書いている間だけは未山が憑依しているような、不思議な制作体験でした。

身体中を覆い尽くす得体の知れない感情に名前が付くような、内省的な恋の歌が出来ました。

同じ「隣」を聴いても、未山、莉子、草鹿それぞれの視点で聴くと全く違う視点で受け取れるのが面白い所です。

映画本編も、生活の中の静けさや、それぞれの暮らしの事情が印象的で、見る側に余白を与える素晴らしい映画だと思います。

荒々しく静かな本曲「隣」を、映画と併せてお楽しみください。

 

<伊藤ちひろ(監督・脚本・原案) コメント>

 

クボタカイさんの持つ若さは輝いていて、エネルギーが指の先まで漲っているのを感じました。

「隣」の制作においては、主人公の未山が高校時代に恋人へ送った手紙をクボタさんに読んでもらい、

その手紙から感じとれるものでリリックを紡ぎ出して欲しいとお願いしました。

はじめてデモを聴いたときに湧き上がってきた感動は、それから何度もこの曲を耳にしてきた今となっても

まったく褪せることがなく、わたしの心を動かし続けてくれています。

彼から繰り出される言葉は美しく強く、奥底には毒を持ったトゲがある。

彼の知性とセンスがこの作品の強度を高めてくれたこと、とてもうれしく思っています。

 

ニュース提供:ワーナーミュージック・ジャパン