喜びよりも悲しみや涙の方が調理する際に味をぐっとしめる要素になっているかもしれません。悲しみや涙もネガティブなことと決めつける必要はないし、世の中でいうネガティブもポジティブも結局は同じものだと思いますし。とにかく自分の心をはっきりと持って書きたいですね。
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Q1. 歌詞を書くことになった、最初のきっかけを教えてください。
まだこの仕事をする前に、趣味程度でノートに詩を書いていました。厳密にはそれが最初になるでしょうか。 この仕事を始めてからでいうと番組の企画で書いたことが初めてとなると思いますね。
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Q2. 歌詞を書く時には、どんなところからインスピレーションを得ることが多いですか?
基本的にあまり映画も見ないですし、本も読まないです。自分の生きてきた道のりでの出来事の中で、
感じた喜びも悲しみも書くことがほとんどですね。 -
Q3. 普段、どのように歌詞を構成していきますか?
そこも決めていないです。その時のインスピレーションですね。AからはじまらないBとか、Dメロから始める楽曲もありますから、まずはアイデアが浮かんでいる所から。閃いた時の鮮度が重要と考えているので、その時々で変化しますね。
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Q4. お気に入りの仕事道具や、作詞の際に必要な環境、場所などがあれば教えてください。
コーヒーを飲んでいる事が多いかも知れませんが、必要なアイテムというものは特にないかもしれないです。場所はとにかくいろんな環境で書いています。眠る前でも寝転びながら書きますし、移動中の車でも書きます。
とにかく閃きが来たらすぐメモります。
わざとテレビや音が鳴っている環境で書くことも多いですね。書くぞという意気込みにリズムが崩れるパターンもあるので。 -
Q5. ご自身が手掛けた歌詞に関して、今だから言える裏話、エピソードはありますか?
少し前に「Heart of Rainbow」という楽曲を書きました。
自分がこの世界でお仕事させていただくようになって、35年ほどの月日が経ちました。この楽曲にはその35年間で得た青春のすべてを、喜びも悲しみも惜しみなく注ぎ込んでいます。出逢ってくださったすべての方々への感謝の想いを込めて書きました。
環境や歴史が目まぐるしく変わっていきました。自分ではどうすることも出来ない場面も多くありました。自分の人生の色も変わっていきました。そしていま新たにフィールドを変えて、様々な時間へと、経験したことのない日々へと挑戦する毎日です。
この楽曲を聴いてくださる方の「いま」へと力強いエールとメッセージを送れるものとなったと思います。 -
Q6. 自分が思う「良い歌詞」とは?
難しいご質問ですが、きっと多くの方の心を震わせられる歌詞が良い歌詞なんですかね。
でも、たったひとりの心を動かせる歌詞も良いと思いますし、「良い」と「良くない」を考える時間を、日々の中であまり持たないですし、みなさんのそれぞれの人生と日常があるように、その言葉や文字を選択した意味や理由がありますもんね。人それぞれの「良い」があるので、難しいですね(笑)。
良い歌詞か、、、自分もたくさん書ける人間になれると、なれていたら幸せです。 -
Q7. 「やられた!」と思わされた1曲を教えてください。
やられたというと、先輩の方々のお歌なので言えませんが(笑)
Mr.Childrenさんの「終わりなき旅」ですね。
この楽曲の歌詞に何度も救っていただいたので。それは現在でも変わりませんし、苦しい時や悲しい時に立ち上がる力を与えてくださいます。いまもカラオケに行けば必ず歌わせていただいております。
後は「マツケンサンバII」です。
イントロが鳴り出した瞬間にどんな感情だったとしても笑顔になれます。 この楽曲に宿るあのハッピーさはどなたも超えられないのではないでしょうか。 -
Q8. 歌詞を書く際、よく使う言葉、
または、使わないように意識している言葉はありますか?虹が好きなので虹が多いです。虹は雨と太陽、両極の力同士で作られる煌めいた橋。争いが絶えない世の中で、意見の食い違い、文化の違い、色々あると思うのですが、虹を見つけた時にそんな地球の背景から、嬉しさの奥に寂しさもあったりします。両極の力が働いて美しい橋が架かるのですから、いつも平和へと色んな想いと願いを込めて目と心に映しています。
あとは、FUNKミュージックが好きでよく作るので、そのカルチャーの影響で、LOVEやHeartやGrooveやBeatなども多いですかね。 -
Q9. 言葉を届けるために、アーティスト、クリエイターに求められる資質とは?
それこそ語り方や視点は色んな角度から作れると思うのですが。
強いて言うなら、日本語の色や形のようなものを、大切にしながら綴る事が素敵かなと思ったりはします。歌詞をどう書くかなんて、まずは自由で良いと思っていますが、命の力を歌詞に出来たら嬉しいなと思っています。
天災も多くあります。世界同時にコロナ禍を経験し、多様性の時代へと移り変わりもしました。明日が必ずやってくるとは思わない感覚や、そんな中で生きてこられた自分、生きていられる自分、生きていける自分の日常への感謝、そしてさようならと告げた命へと愛と心を繋げて書くことをいつも意識しています。 -
Q10. 歌詞を書きたいと思っている人へのアドバイスをお願いします。
悩んだりしてしまうのなら、まずはいまの自分へと手紙を書く感じでトライするのが良いかもしれませんね。いま何を感じているのかとか、未来をどう描きたいのかとか、心の旅に出る面白さが同時にあると思います。是非トライしてみてくださいね。
Pファンクの創始者ジョージ・クリントンに感銘を受けながら、ファンクミュージックを軸にしたジャンルレスな音楽を世の中へとアウトプットしている。2022年には、ファンク専門の米音楽メディア「Funkatopia」が選ぶ「2021年ベストファンクアルバム20」に、エンドリケリーのアルバム『GO TO FUNK』がプリンスやシルク・ソニックらの作品と並んで選出された。
2023年にはジョージ・クリントンのバンド、パーラメント・ファンカデリックのメンバーとしてライブ出演し、2024年「雑味 feat. George Clinton」をリリース。2025年、ミニアルバム『END RE』をリリースし全国9箇所約3万人を動員する全国ツアーを開催。 世界的IPである「パックマン」やNetflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とのファッションコラボアイテムをプロデュースしている。
2026年5月~6月、6箇所10公演のツアーを開催、8月にニューアルバム『new chapter purple』をリリース。

01. 空は繋がっているから
02. Heart of Rainbow
03. MY DESIGN
04. 宇音
05. Kaleidoscope
06. Just be you and just do you
07. KIRAGIRA
08. Thinking Time feat. BREIMEN
09. ASTRA BEAT
10. New Chapter
12. 空は繋がっているから (Acoustic ver.)
13. Heart of Rainbow (Dear Friends ver.)

